オレ理論はいらない!判断基準が常に自分な夫に我慢の限界

私がこれまで何度も子ども達の成績について相談していたのに「自分はできた」と言って取り合わなかったショウヘイは、子ども達が想像以上に勉強ができないとようやく気付くと今度は私を責めてきました。自分基準でしか考えられないショウヘイにもう我慢の限界です。「オレはできたから何?ショウヘイができても子ども達はできてないでしょ?」と冷静に反論しました。それでも「いや、普通できるって」と言うショウヘイに、私はこれまで思っていたことをぶつけました。
「できたら悩んでないのよ?」「ねぇ、子どもの何を見ているの??」と迫ると、「いや・・だって・・」とショウヘイは動揺。私は一気にまくし立てました。「だってじゃないし。今まであなたの言うことも正論かと思ったよ??」

「本人にやる気がないと意味がないとか・・。でもさ、これでやる気が出ないままだったら『オレだったらできた』って言うじゃない??別にあなたが過去にできたとか関係ないのよ」

「もっとさ、『自分なら』とか『自分だったら』じゃなくて、子ども達のことを考えて発言して欲しいし相談したいのよ?分かる?」これまでずっと思っていたことを一気にぶつけると、ショウヘイは気まずそうに「いや・・お、オレなりにアドバイスしているつもりで・・」とゴニョゴニョ。

ショウヘイの「アドバイス」という言葉に私はさらにイラッ。「私が求めてるのは!!アドバイスじゃなくて、一緒に悩んで実行して欲しいってことなの!!オレ理論いらないから!!」私の勢いに驚いたのかショウヘイは何も言い返してきません。私は「・・とりあえず、テレビは許可しないからね。もっと優先すべきことがあるから」と静かにショウヘイに伝えました。

その後、子ども達に「二人とも・・パパと話し合ったけど、いったん部屋にテレビは無しでいい?」と話すと、私の様子がいつもと違うと感じ取ったようで二人とも「・・分かった」と納得してくれました。すると、私の機嫌を取ろうと思ったのかショウヘイが「あ、オレが勉強教えてやるよ!!」と得意気に言いましたが、ヒロキに「え・・それはイヤ」と即答されていました。ま、当然ですよね。
いつものように「オレはできた」の一言で子ども達自身のことを理解しようともしないショウヘイさんに、「ねぇ、子どもの何を見ているの??」と迫ったキコさんは、しどろもどろになるショウヘイさんに「別にあなたが過去にできたとか関係ないのよ。自分なら、とかじゃなくて、もっと子ども達のことを考えて発言して欲しい」とまくし立てました。するとショウヘイさんが「オレなりにアドバイスしてるつもりで・・」と言い訳するので、「私が求めてるのは!!アドバイスじゃなくて一緒に悩んで実行して欲しいってことなの!!オレ理論いらないから!!」とキコさんはブチ切れ。その後、キコさんは子ども部屋にテレビを置くという話は無しにすると子ども達に伝え、子ども達も納得。そこへひょこっと顔を出したショウヘイさんが「オレが勉強教えてやるよ!」と得意気に言ったのですが、ヒロキくんは「え・・それはイヤ」と即座にお断りしたのでした。
ショウヘイさんのオレ理論はキコさんへのアドバイスのつもりだったのですね・・。そんなアドバイス、全く求めていませんよね!
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:みつけまま
2020年生まれ長男・2023年生まれ次男を育児中のワーママです。
育児の記録のため、絵日記をゆるゆると描いています。
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