ごきげんよう!mamanです。
息子の大学受験に集中するため、1~3月はお休みさせてもらっていましたが、おかげさまで、息子はなんとか無事に大学生になることができました。
引っ越しと入学式でつい最近までバタバタしていたのですが、やっと一区切りついたので、息子の大学受験で特に印象的だったことを残しておきたいと思います。
一般受験はとにかく長い
最近は、何らかの推薦で秋頃には進路を決めてしまう子も増えてきましたが、息子は一般受験で臨みました。
高校受験も一般でしたが、大学受験の一般入試は高校受験とは比べ物にならないほど狭き門な上、国立は後期までずれ込むと合格発表が3月の20日すぎになります。
私立でも、定員厳格化で大学側が合格者数をしぼるようになったため、辞退する学生が出てから「補欠の繰り上げ合格」や「追加合格」といった発表がなされ、最終の追加合格の連絡は3月30日だった、などという話も聞きます。
最近は何千人という単位で追加合格者が出る大学もあるそうで、この「第1次、第2次・・・と、合格発表が何回もある」ようなシステムは自分の頃にはなかったものなので、正直、戸惑いました。
この「3月の末まで進路が確定しない」という日程は、精神的にもキツいですし、引っ越しを伴う家庭にとっては、住まい決めも引っ越しも、入学式に間に合わないほどの遅さです。
入学金も、いったい何校分用意すればいいのやら・・・。
もう少し、どうにかならないものかなと思います。
親が同行せざるを得ない住まい探し事情
今はランドセルを探す「ラン活」も、その時期が年々早くなっているようですが、大学生の住まい探しもどんどん早くなっていて、(地域にもよりますが)昔のように合格してから探していたのでは遅いようです。
子どもが試験を受けるときに親も同行し、子どもが試験を受けている間に、親が不動産屋さんを回って仮契約まで済ませるという形が多くなっているんですよね。
大学生協主催の住まい探し相談会なども試験日に重ねて行われたりします。
ただ、こういう相談会は、時間がなくて内見できないまま決めることになることもあるので、どうしても内見したいということであれば、リモートであらかじめ候補の物件を探して内見を申し込んでおき、お子さんの試験日に同行して親だけ内見するとか、試験日の前後に、1泊余分に泊まってお子さんと一緒に内見して決めるとか・・・そんな感じになると思います。
コロナ禍ということもあって、遠方から何度も何度も現地へ行くのは困難なので、子どもの受験時に親も同行し、1回の滞在で住まいまで決めてしまうのが、いちばん負担が少ないのです。
「子どもの受験に親が同行する」ということの背景には、そういった事情もあるのだなと、経験してわかりました。
また、仮契約に関しては、受験の段階では合否が確定していないので、合格前予約物件(合格したら必ず入居、不合格の場合は無料でキャンセルできるという条件の物件で、不動産屋さんによって多少呼び方が違うかもしれません)を押さえるということになります。
親が大学受験について行くと言うと、必ず「過保護だ」と言う意見が出てくるのですが、最近の住まい探しの事情では、そうせざるを得ないと感じました。
しかし、旅費や交通費を親の分も用意する必要がありますし、コロナ禍に怯えながら何度も移動を繰り返すのは、神経も使い、ものすごく大変で、疲れることでした。
幸い、息子も私も体調を崩すことなく、すべての試験を受け切ることができたのですが、受験する本人以上に、親の私が疲労困憊してしまいました。
息子の受験で得た、「親は、お金と自分の体力を備えておくべし!」という教訓を、娘の受験で活かしたいと思います(笑)。
次回は、入学準備編です。
maman
地方在住のアラフォーママン。 夫と、ティ―ンエイジャーの息子・娘と暮らし、教育関係の仕事をしながら、母親としての日常や思いを綴っています。