うちの子達が小学生の頃、連絡帳の扱いがよくわからないと、戸惑ったことがありました。
小学校低学年までは、連絡帳は、その日の宿題や翌日の持ち物を子ども達が自分で書いてきたり、保護者から先生へ、ちょっとした体調の連絡などを書くことに使っていました。
先生も、「何かありましたら連絡帳でお知らせください」とおっしゃっていたし、お忙しい先生を電話で煩わせるのも...という思いから、ちょっとした相談事がある時は、連絡帳に書いていました。
ところが、3年生になったら、朝、連絡帳を集める作業を「係の仕事」として子ども達がやるようになったのです。
係の子がみんなの連絡帳の中身を見て、保護者から何か書いてあるものだけを先生に渡す、というやり方でした。
しかも、その係は、ハンコを押せるので子ども達に人気の係だと言うのです。
2年生までは、担任の先生が直接集めてらしたので、3年生になってから、新しい先生のやり方で、先生の目に触れる前に一度係の子の目に触れていると知ったときは、心底驚くとともに、この方法では、プライベートなことや、周りの子に知られたくない体調のこと、お友達とのトラブルの相談などは書けない、と思いました。
連絡帳の扱い方は、担任の先生によって、また、学年によっても違うのかもしれません。
とにかく、それからは、個人的に配慮をお願いしたいことについては、連絡帳には書かず、メモというかお手紙というか、そういう形にして、自分の子どもから直接先生に渡すようにしました。
そうすると、先生の方からお電話をくださったり、お返事のメモ(お手紙)を子どもに持たせてくださったりしました。
いずれにしろ、私の中で、連絡帳は「誰に見られてもかまわないことだけを書くもの」という認識になりました。
「連絡帳には何でも書いてくださって結構です」とおっしゃる先生も多いのですが、他の子どもの目に触れて困るようなことは書かない方が無難かな、と思います。
年度初めにでも、連絡帳の扱いについて、先生に確認しておくのがベストかもしれませんね。