小学生女子の恋愛模様。え、彼氏が出来た?! 

B!

○○ちゃんに彼氏ができた! 長女からの報告にびっくり

先日、長女から「ママとゆっくり話したい」といわれ、久しぶりに一緒にお風呂に入ることに。

2人でのんびり、湯船につかりながら、長女の学校話を聞いていると……。
「○○ちゃんに、彼氏ができたんだよ~」
と、とっても気になる一言!!!
「か、かれし?!」
小3で、早過ぎないかと思いつつ聞いてみると、○○ちゃんの好きな■■くんも、○○ちゃんのことを好きだということが分かり、
「2人は両思いだー!!」
「付き合うの?」
「彼氏と彼女だー!」
と、クラスで盛り上がっただけのようで、ちょっと安心。

私「彼氏……って、具体的にどうするの?」
長女「わかんない。彼氏って何する人?」

小3にとって「彼氏」ってどういうものか聞いてみたのですが、長女の方から質問で返されてしまいました。

私「……一緒に帰るとかするんじゃないの?」
長女「えー、○○ちゃんは毎日わく(川崎市の学童の通称)行くから、一緒には帰れないよ~」
私「じゃあ、休み時間を一緒に過ごすとか?」
長女「■■はいつもドッジボールしてるから無理。○○ちゃんはうち(←関西語圏ではないのに、なぜか一人称が「うち」な長女)達と遊ぶし」
私「そうなんだ。まぁ、自分の好きな子が自分を好きって言ってくれるとうれしいから、それだけでいいのかもね」
長女「ふーん。両想いってうれしいの?」
私「そりゃ、うれしいんじゃない?」
長女「そっか、そうだよね……」

何やら長女は考え込んでいるよう。

「そういえば、長女的には好きな人いないの?」と、

いちばん聞いてみたかったところを聞いてみると……
「いない!」と一蹴されてしまいました。

でも、逆にこの即答&断言っぷりが、母の勘的には「いるよ」に等しく感じます(笑)
実は、思い当たる子が一人いるんですよね~。

 

長女が1年生の頃の出来事から現在まで

1年のときに同じクラスになったSくんは、たびたび長女の話に出てくる男の子。
普段は女の子同士で遊んでいることの多い長女の会話にのぼる男の子は、ほぼSくんのみ。

「○○ってSに言われたから、△△って言い返したの!」
「Sが□□して、先生に怒られてたんだよ」
「わたしの髪の毛(長女はよくポニーテールにしている)を、Sが『犬のしっぽみてー』って引っ張ってきた」

という風に、からかったり、からかわれたりといった、微笑ましいやり取り。
初恋と呼べるものかはわかりませんが、お互い気になっているのでは……と思っていました。

 

そんな中。
ある日、私が帰宅するなり、

「Sくんに『好き』って言われた」と長女から報告が!!

以前から話しを聞いていた私は、「ついに来た?!」と大興奮。

「Sくんが!? 長女ちゃんは、なんて答えたの?」
ワクワクしながら聞くと、長女の答えはなんと……

「え??『きもい』って言ったよ」

と、予想外かつ辛辣過ぎな一言。
(ええぇーっ?! それってSくんにとってトラウマ級ダメージなのでは???何より、長女もSくんのこと、好きだったんじゃないの???)

「ちょ、ちょっと長女ちゃん、なんでそんなひどいこと言ったの?!」
思わず、長女を責めるような口調で聞くと、

「だって、びっくりしたんだもん……」
と、少し落ち込んだ様子。

「でも、Sも『冗談だよ、バーカ』って言ってたし……」
(そ、それはSくんも『冗談』と言って逃げるしかなかったのでは???)

「Sくんに、好きって言われてどう思ったの?」

「……わかんない」

1年生だった頃の長女には、まだ「好き」が難しかったようです。
「好き」という気持ちが、恥ずかしかったのかもしれません。

ひどい振り方(?)をしてしまったので、長女とSくんは、友達としても遊べなくなるかなと少し心配しましたが、2人は現在も仲は良いようで、放課後遊ぶ友達の名前にちょくちょく出てきています。
おうちに遊びに行ったりもしているよう。

ただ、Sくんは「△△が好き」「××が可愛い」とか、長女に他の女の子を褒めるようなことをよく言っているようで、そのたびに長女は「前は他の子が好きって言ってたのに、Sってば浮気者なんだよ!」とちょっとピリピリ。

まだ小3だし、Sくんが惚れっぽいタイプなのか、長女の反応を楽しんでいるのか(←だとしたら相当ヤリ手ですね)、話しを聞いているだけの私にはわかりませんが、長女はかなり振り回されているよう。

また、長女の仲の良い友達が「Sくん好き」となったこともあり、そのときはかなり気にしているようでした(幸い、友達の好きな人は、その後すぐにSくんから他の子に移ったようです)。

こうやって書くと、あからさまに長女はSくんのことが気になっているのでは……と思うのですが…

「Sくんのこと、どう思う?」
と彼女に聞いても、
「べつにー」
と、いつもそっけないお答え。

まだ自分の気持ちに気づいていないのか、気づいていても恥ずかしいのか、どっちなのかな~??

遠い昔の胸がきゅんとなるような甘酸っぱさを少し思い出しながら、長女の恋愛模様を傍観中です。

らんま&あかね(byらんま1/2)に代表されるような『文句言いながらも、実はお互いが好き』って、学生時代の恋愛の鉄板じゃないでしょうか??
まさに青春って感じですね。

でも、長女の恋バナに、主人は本気で落ち込みそうなので、彼には内緒にしておこうっと(笑)

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