自分の『生きかた』は自分で決める!小4息子の決意が私の心にも刺さる!道しるべになった本!

こんにちは。

新型コロナウイルス感染症により、日本全国で発令された緊急事態宣言、1年以上経った今でも変異して猛威を奮っている状況ですね。
これまで当たり前だった状況が当たり前でなくなり、一年中マスクをして過ごしたり、お休みにしていたおでかけや旅行、買い物にも制限がかかるなど、想像もしていなかった日常を日々過ごしている私たち。
大人ですらどうしたら良いのか、日々迷ったり、悩んだりしながらなんとか今を迎えている状況ではないでしょうか。

今子どもたちにできることとは?

そんな時代を生きる子どもたちに、親である私たちは何をしてあげられるのだろう?
人と会って話したり食事したりしながら、同じ時間を共有して育んできた他者との関係性を、今の世の中でどう築けるのかな?どう伝えたらいいのかな?
自分がしてきたようには過ごせない息子に対して、私が伝えてあげられることは何だろう?
息子のために今できることって何!?日々いろいろ考えてしまいます。



図書館に行きたいのに行けない・・

コロナ禍でできなくなったことの一つに「図書館で本を借りられなくなったこと」があります。
もともと私が図書館が大好きなこともあり、これまでは毎週のように通い、さまざまなジャンルのたくさんの本に触れる場としてフル活用していました。
英語書籍の読み聞かせや、作者の生誕を記念した回顧展などのイベントにも積極的に参加するほどだったのですが、図書館自体がお休みになってしまったこともあり通えなくなってしまいました・・
息子は手洗い・うがいの習慣に加えて除菌や消毒も徹底するようになり、一層敏感になってしまったようで、、知らない人と本を通じて想いを共有するという、図書館の持つ良さが失われてしまう淋しさを感じずにはいられませんでした。



やむを得ず図書館離れすることになった息子、「えっ!本からも離れちゃうの!?」と心配になるほど本を読まなくなってしまった時もありました。
図書館に行かなくなったことで、本屋さんに行く回数がこれまで以上に増えているにもかかわらず、「読みたい本が見つからない」と大好きなキャラクターの漫画やイラストをパラパラとめくるだけ・・つまらない!!
本屋さんで好きな本を選んで集まり、お茶を飲みながら紹介しあった後、最終的に好きな本を選んで買って帰る。息子と本屋さんですごすのは、とても楽しい時間なのです!
今息子がどんな本に興味を持っていて、何をしたいと考えているのか、その時その時で選ぶ本の傾向が変わっていたり、注目しているポイントが違っていたりと、何気ない会話が本を介して何層にも厚くなる貴重な時間!その時間・・・返してくださーい!!

そして息子の読書宣言!!

と願っていたら返ってきました(笑)

ある日突然、息子が「僕、もっとちゃんと本を読みたい。」と言いました。

今までも読んでたと思うけど、「もっとちゃんと読む」ってなんだろう・・?
「うん。もっとちゃんと本を読みたいんだよね。とってもいいと思うよ!どんな本を読みたいの?」
と聞くと、

「いろんなことを知りたい、そして知ったことをみんなに教えてあげたり、教えてもらったりしたい。」と息子。

「わかったよ。じゃあ本屋さんに探しに行こうね。」と言いながら、内心、やったー!また息子と本屋さんで楽しめる!!とウキウキしていました(笑)

息子が選んだお気に入りの本

そんな息子が選んだ本の中から最近のお気に入りをご紹介させてください。


『ヤワな大人にならない! 生きかたルールブック』日本図書センター(斎藤孝著 林ユミ絵)
内容紹介

『よのなかルールブック』の姉妹本があの齋藤孝先生の監修で登場!しなやかに人生を生きるために、きみに届けたい ”生きるヒント”。シンプルだけどまっすぐに胸にとどくことばと、ユーモアあふれるイラストの組み合わせが楽しい1冊です。

本屋さんに行き、書棚の中から息子が「コレ!」と迷いなく選んだ一冊です。選んだ理由は・・コレです。

そう!これからを生き抜くためにも「ヤワな大人にならない!」ことが大切だと思ったそうです。たしかにそうだけど・・いつそんなスイッチが入ったのだろうか(汗)

著者の斎藤孝さんが帯でニッコリ笑いながら言っています。
「強くしなやかに人生を生きるためにきみに届けたい”生きるヒント”」

かわいいイラストだけれど内容はさらりと現実的。夢や希望だって持って欲しいけれど、なんでも自分の思った通りになるわけじゃない。本の中には綺麗ごとではなく、実際に自分の人生を振り返って感じられた生きた言葉の数々が書かれていると感じました。

斎藤さんには日頃から別の本やテレビ番組を通じてたくさんの知識をいただいていますが(もちろん一方的に笑)、この本ではさらにわかりやすく、これからの時代を生き抜く子どもたちへの想いが込められています。

例えば、

など、自分の得意や不得意を客観的に見つめて理解する視点の必要性が書かれていたり、

や(なんとも言えない表情もまたいいんです!)


などの言葉は、自分自身への甘えに対する戒めの言葉として読む人の心に問いかけられているようです。(自然に背筋が伸びます・・)

そう!
この本を通じて感じるのは、子どもだけでなく、大人が読んでも十分読み応えのある内容だということです!

長い言葉ではないけれど「ずん。」と心に入ってくる感じです。
息子が運んで来てくれた言葉として、私自身の心にもしっかり刻みたいと思います!



そして、この本の中から息子が選んだベスト1はこちらの言葉でした!

そうなんだー!
今10歳の息子が選んだのは未来への希望を込めた言葉でした!
息子曰く「そう思わなきゃやってなれないよ!」だそうです(笑)
これからも息子の成長とともに、選ぶ言葉の変化を見守りたいと思います!

読書宣言後も読書のやる気スイッチは切れず、いろいろなジャンルの本を選んでは楽しんでいる息子。
またお気に入りを紹介させてくださいね!

はちみつ
はちみつ好きな小学4年男児のハハです。

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