【後編】ショック!長女との思い出が詰まった自転車が自宅車庫から盗まれた!盗まれないためにすべきこと

前編からの続き

突然の展開。自転車が見つかった!!

そして、その週も終わりに近づいたころ。
塾に行く途中の長男から、自転車の写真と『自転車あった!』とのメッセージが送られてきたのです。
添付された写真を確認すると、確かに私の自転車。
フレームの色、交換したサドルとタイヤ、間違いありません。
長男が塾の前に腹ごしらえしようとコンビニに立ち寄ったところ、見覚えのある自転車を発見したとのこと。




『どうする?』
と長男。
血気盛んな(?)中学生ということもあり、下手に犯人と接触でもしたら、どうなるかわかりません。
盗んだ相手が近くにいないとも限らないので、彼には自転車に近づかず、塾に行くよう言い含めました。
そして、仕事帰りに私自身がそのコンビニへ。
そこには、確かに私の愛車が!!
なんと鍵もついたままの状態で無造作に停めてあるではありませんか。
約1週間ぶりの再会・・・。
周囲に誰もいないことを確認しながら恐る恐る近づくと。
何故か雨除けにつけていた前カゴカバーはビリビリに。
でも、他にはおかしいところや壊れている箇所はなさそう。

これ、持って帰ってもいいのかな・・・?)
盗難届を出していた場合、警察にきちんと連絡する必要があると思うのですが。
今回はなんだかんだ言って届は出せていないまま。
法律を学んでいたときに『自救行為・自力救済の禁止』というのがあって。
たとえ自分が盗まれたものであっても、他人の占有状態にある場合、盗み返すのはアウトだった覚えがあるのですが。
今回、この自転車はどう見てもコンビニに乗り捨てられている状態。
長男から連絡が来てから2時間近くたっていますが、自転車はそのままコンビニに置かれたまま。
店内にも持ち主らしき人は見当たらず、誰かの占有状態にあるとは思えませんでした。
でも、「くれぐれも一人で暴走するな」との夫からの連絡があったこともあり。
とりあえず、また持っていかれないように鍵だけはかけて、一度自宅へ戻ることにしました。
鍵には、祖母からのキーホルダーもきちんと残っていて、とてもうれしかったです。




夜、帰宅した夫とともに再度コンビニへ。
自転車は、あの後も誰かが触れた形跡もなく。
そのままの状態で置かれていました。
「もう、持って帰ってもいいかな」
いつからここにあったのかはわかりませんが、自転車を放置しておけばコンビニに迷惑がかかるし。
もし、放置自転車として回収された場合、連絡が来るとしたら、車体番号や防犯登録がされている私のところになるわけで・・・。
法律的にはもしかしたらグレーかな、とも思いましたが、自転車はその夜持ち帰りました。

結局、誰が自転車を盗み、コンビニに乗り捨てたのかはわからないまま。
恐らく、何らかの事情で歩き疲れた人が、鍵付きの電動自転車を見つけ、出来心で乗ってしまったのかなぁ・・・と。
そして、乗り続けると捕まるリスクもあるので、そのまま適当なコンビニに乗り捨てたのでは?
と思っています。

現在。
自転車は、そのまま私の愛車として変わらず活躍しています。
私も反省して、家の車庫に置く場合でも100%鍵をかけるようになりました。
家族の間では「おばあちゃんが自転車を戻してくれた」ということになっています。
おばあちゃん、ありがとう・・・!!

自転車を盗まれないために、盗まれてしまった時のためにすべきこと

ここで、今回の反省も踏まえて備忘録。
1.自転車の車体番号と防犯登録番号は、メモを取るかスマホで写真を撮っておくと便利。
車体番号がちょっと厄介なのですが、ハンドルの近くやサドルの下などに刻印されていたりシールが貼られていたりします。メーカーや車種によって異なるようなので、一度確認してみて下さいね。
防犯登録番号は、登録していれば自転車のフレームにシールが貼ってあります。
防犯登録自体は義務化されていますが、未登録でも罰則はないそう。そのため、ネット通販などで自転車を購入すると、防犯登録がされてない場合もあるので、しっかり確認しましょう。
未登録の場合は、都道府県の公安委員会が指定した場所(自転車屋さんでできることが多いようです)で500円ぐらいで登録できるそうです。
それぞれのナンバーは、盗難届を出すときには必須。 
盗まれた後となっては確認が難しいので、出来れば購入時にその場で撮っておきましょう!

2.番号が分からなくなってしまったときは、購入したお店へ連絡してみましょう。
おそらく、情報が残っているはず(あまりにも古い場合は定かではありませんが・・・)。




3.自宅に置いておく場合であっても必ず鍵をかける
自転車そのものに鍵をかけるのはもちろん、自転車+動かせないものを繋ぐような鍵をもう一つ追加すると良いそうです。
今回の件は、物を盗まれるというのも嫌ですが、何よりも盗むために、他人に敷地に入られたというのがいちばん気持ち悪かったです。
私の自転車は毎日使用するのもあり、外から見やすい位置(且つ盗りやすい位置)に置いてあり、鍵をかけていないことも多かったため、『盗みやすい自転車』だと、目を付けられていた可能性もあります。
防犯意識がしっかりしています、と周囲に思わせることも重要なようです。

4.名前を書くorステッカーを貼るなど、特徴づける
今回、私の自転車はいくつかの特徴があったにもかかわらず盗まれてしまいましたが、お巡りさん曰くぱっと見で所有者が分かるようにしておくことや目立つようにしておくことは大切なようです。
サドルやタイヤが純正じゃないぐらいじゃ、本人にしか分からないといわれてしまいました(確かに・・・)。
相手に『すぐ他人の自転車だってバレそう』『盗みにくい』と思わせるような工夫がよいようです。

自転車を盗まれると、単に不便というだけでなく、やはり結構ショックを受けます。
特に、お子様の自転車で、当人の思い入れが強い場合などは、想像に難くありません。
可能であれば、外から見えにくい場所に片付けるのもおすすめです。
鍵を壊されたり、パーツだけを盗まれたりすることもあり、盗難を完全に防ぐことは難しいと思います。
でも、前もって対処することで、被害に合う確率を少しでも下げましょう!

チャリダー主婦
中学2年生の息子と小学6年生の娘のワーママ

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