[6]あざとい女子に狙われた弟|週1で同僚女性と2人で外食。深まる浮気疑惑に思い悩む妻

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前回のお話

仕事一筋の雅美さんの今の楽しみは、弟まさひでさんと義妹ゆかさん夫婦の長男たっくんを可愛がること。ある日、ゆかさんに誘われてたっくんに会いに行った雅美さんは、ゆかさんが元気がないことに気付き、帰り道に「元気なかった?大丈夫?」とメッセージを送ります。すると、ゆかさんから「まさひでさんが浮気してるかも」と目を疑う返信が。雅美さんは真相を探るためにまさひでさんを食事に誘いました。会ってみるといつも通りで不審なところもないまさひでさんでしたが、途中で女性から電話がかかってきました。会社の子だと言って電話に出たまさひでさんでしたが、聞こえてきたのは「泣かないで」「頼ってくれて嬉しい」など仕事の電話とは思えない会話。相手は宮下レイ子というまさひでさんの会社に最近入った派遣社員の女性で、まさひでさんの仕事をサポートしているそう。レイ子さんは仕事や職場での人間関係がうまくいかないことをまさひでさんに相談しているらしく、「俺がサポートしてくれるから頑張れるって話してくれてさ~」と嬉しそうに話すまさひでさんを見て、雅美さんは「あんた狙われてんじゃないの?」と一言。まさひでさんはきっぱり否定しましたが、初めての部下であるレイ子さんに頼られて男としてなんとかしてあげたいと語るまさひでさんを見て雅美さんは心配になります。部下に頼られて張り切っているだけだと思うけれど、相手があざとくて厄介な感じだから注意してとゆかさんに伝えると、しばらく様子を見るとのことだったので雅美さんもそれ以上は何も言いませんでした。しかしそれから1ヶ月後、まさひでさんとレイ子さんがメールや電話だけでなく2人きりで食事に行ったりするようになったとゆかさんから連絡をもらい雅美さんはビックリ。2人きりで会うのはやめて欲しい、家族を優先して欲しいとまさひでさんに訴えたものの、「困ってる部下をほっとけない」「1人きりで困っている人が最優先だ」と言って聞く耳を持たないまさひでさんにゆかさんはそれ以上何も言えませんでした。

1話目から読む

同僚女性と2人きりで出かける頻度が増加。深まる疑惑。

職場の部下レイ子さんから電話やメールで悩み相談を受けて張り切っているまさひでは、そのうちレイ子さんと2人きりで食事に行ったりするようになり、2人きりで会わないで欲しい、家族を優先して欲しい、と妻のゆかちゃんが訴えても「困っている部下をほっとけない」と聞く耳を持たないようでした。

さらに1ヶ月後。まさひでとレイ子さんの外食はエスカレートし、週1回の頻度で2人で飲みに行くようになっているとゆかちゃんから連絡が来ました。

「毎回酔っぱらって帰ってくるんです。浮気の疑いは濃くなる一方だけど・・朝帰りをすることもないし、家にいる時は家事も育児も率先してやってくれるので・・」ゆかちゃんのメールからは、疑わしいけれど浮気しているとも言い切れない状況にモヤモヤしているのが伝わってきます。

「束縛もしたくないし、強く言えなくて・・つらいです」ゆかちゃんは苦しい胸の内を私に打ち明けてくれました。

ゆかちゃんを泣かせるなんて・・。大切な家族を悲しませていることにも気づかず、年下女性から頼られて浮かれているまさひでに猛烈に腹が立ちました。「ゆかちゃん・・本当にバカな弟でごめん。ちょっと私に考えがあるから任せてほしい」私はゆかちゃんにそうメッセージを送りました。

私はさっそく「ねー、まさひでー。かあさんの誕生日プレゼント、今回は少し凝りたいから週末うちに来れない?」と連絡。何も知らないまさひでからは「了解」とすぐに返信がきました。

仕事以外の悩み相談で頻繁にメールや電話をしているだけでもモヤモヤするのに、週1の頻度で2人きりで外食だなんてあり得ないですよね。ゆかさんを悲しませるまさひでさんに対し、姉である雅美さんはどんな行動に出るのでしょうか。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:船井秋 編集:石野スズ
作画:dechi

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