「弟に部下ができたって言うから・・」鬼の形相で対峙

レイ子からのあまりに典型的なメッセージと、それにほだされるまさひでに呆れていると、レイ子から「声が聞きたい」とメッセージがあり、「じゃあこうしてやる!」とレイ子に電話しました。電話に出たレイ子はズッズッと鼻をすすっています。私はすかさずまさひでに「どうしたのか聞いて!」と指示し、「レ、レイ子ちゃんどうしたの?」とたずねることに成功しました。
すると、「あのね・・レイ子昨日もミスしてカトウさんに怒られちゃって、こんなに辛いのに彼は出かけてて・・。家に1人でいたら寂しくなってきちゃって・・急にまさひでさんの声が・・聴きたくなっちゃったんです」と鼻をすすりながらレイ子が言いました。

「そ・・そうなんだ」と答えるまさひでの前で、思わず吹き出しそうになる私。すると、「まさひでさんのご家族と過ごす時間、邪魔してごめんなさい。でもレイ子に連絡してくれてとっても嬉しい!」と甘~い声で話すレイ子に、

「いや、今は姉といて・・」とまさひでが素直に答えると、「えっやだ!ごめんなさい・・お姉さまと一緒だったんですね」レイ子の申し訳なさそうな声を聞いて、

「へー、レイ子さんすごくかわいそう~!突然ですがどうもまさひでの姉です!」と電話に出てやりました。

「え?姉ちゃん!?」私の予想外の行動に驚くまさひでをよそに、「いやぁ・・弟に部下ができたって言うから、めっちゃ興味があってぇ・・レイ子ちゃんこんにちは~」穏やかに話している私の形相はきっと鬼のようだったことでしょう・・。

「こっ、こんにちは~」と穏やかそうに挨拶しつつ、レイ子の顔が引きつっているのを電話の向こうで感じました。
雅美さんに言われるがまま、まさひでさんがどうしたのかとたずねると、いつものように仕事の愚痴を巻き散らすレイ子さん。雅美さんはすかさず電話を奪うと「レイ子さんすごくかわいそう~こんにはまさひでの姉です!」と煽るような態度で登場します。レイ子さんは一瞬驚くも、顔を引きつらせながら「こ、こんにちは」と挨拶。ここから2人のバトルがどう展開していくか、見物ですね。
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:船井秋 編集:石野スズ
作画:dechi
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つか、弟のアホっぷりにイライラする
姉はこのバカ女をコテンパンにノして欲しい。
姉ちゃん、やっと電話出たー
3話前から待ってたよ