頭を下げる姿が切ない

おさがりを要求しまくる絵里香さんですが、どうやらお金に困っているわけではないようです。何か事情があるのだと思っていましたが、そういう訳でもなさそう。彼女のことを思い出し、今度こそ図々しいお願いは断ろうと心に決めます。それから数日後、スーパーに行く準備をしていると、遠くに絵里香さんと悠馬くんの姿が。こちらに気づいた絵里香さんがさっそく駆け寄り、悠馬くんをスーパーの裏の体育館まで乗せてほしいと頼んできます。
私が返事をする前に、絵里香さんが「悠馬ぁ!ラッキーだね!」と嬉しそうに言いました。彼女の中では確定事項なのでしょうか?しかし、そんな絵里香さんの袖を悠馬くんが掴みます。

「やめなよ、迷惑だろ・・・」「えっ?」息子の予想外の言葉に、絵里香さんが不思議そうな顔をしました。「でもせっかくスーパーと方向も一緒だし・・・」といつものウインクをします。

しかし悠馬くんは帽子を取り、「すみませんでした」と頭を下げ、一人歩きだします。そんな悠馬くんを切ない気持ちで見つめていると、絵里香さんが私に「ごめぇ~んまたね!」とおざなりな挨拶をして、「ちょ、悠馬ぁ~!」と慌てて追いかけていきました。

その夜。絵里香さんが「今日さぁ~何あれぇ~。びっくりしたじゃん」と悠馬くんに話しかけました。しかし悠馬くんは洗濯物を出しながら「びっくりしたのはぼくだよ・・・」と呟きます。「えぇ~?」

悠馬くんが、出していた洗濯物をぎゅっと握りしめながら、「ママ・・・もうああいうことやめなよ・・・」と告げます。「ああいうことって?」首を傾げる絵里香さんへ、「人にすぐ、『乗せて』とか言うやつ・・・」と苦しそうに言いました。
絵里香さんの図々しい行動を悠馬くんが止めました。きっと今まで色々なところで、母親のこんなシーンを見てきたのでしょうね。親の代わりに頭を下げる姿が切ないです。
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
監修・校正:ママ広場編集部 編集:石野スズ
脚本:あおいゆめ
作画:藍川らづ
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これだけ厚かましい母親なら
周りの友達から距離置かれて
肩身の狭い思いをさせられてるんだろうな
母親本人が周りからドン引かれるだけなら
自業自得なんだけど巻き込まれる子どもたちが気の毒過ぎる
この変な母親の息子くん、お道具をタカる時も俯いていたから気になってた。
自分の子供の物までくれくれしないでちゃんと買ってあげてよ。
子供の想い出、嫌な事ばかりでいいの?