[7]甘やかし祖母と無責任夫|「自分の家の居心地が悪いせいでしょ?」夫が義祖母宅に入り浸るのは誰の責任?

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前回のお話

2人目を妊娠中のヒナさんは、夫のリクさんと息子のアオくんと暮らしながら、義祖母と敷地内同居をしています。リクさんは小さい頃に母親を亡くしており、ずっと義祖母が母親代わり。義祖母の溺愛っぷりは凄まじく、甘やかされて育ったリクさんは結婚して子どもが産まれてもなお、身の回りのお世話を義祖母にしてもらっています。一方の義祖母は、毎日喜んでリクさんのお世話をしますが、嫁なのにリクさんの世話をしないヒナさんに呆れている様子。そこでリクさんの兄カイトさんの妻カナコさんを呼び、ヒナさんを指導するよう伝えました。ヒナさんはというと、妊娠中ということもあり2歳のアオくんのお世話で手一杯。そんなとき、カナコさんから呼び出しのメッセージを受け取り、何を言われるんだろうとブルーな気持ちになります。翌日、朝からイヤイヤ期で暴れるアオくんをなんとかなだめたものの、結局約束の時間に遅れてしまったヒナさん。カナコさんは笑顔で許してくれましたが、義祖母はご立腹の様子でした。ヒナさんが遅刻の理由を説明しても、義祖母は「泣きながらでも連れてこればいいじゃない」と妊娠中の彼女をいたわる気配はまったくありません。さらには「もう少しリクのことをしてくれたら、あの子ももっと自立できる」と、リクさんが自立できないのをヒナさんのせいにします。

1話目から読む

夫が自立できないのは私のせいにするくせに、頼られるとなると嬉しい義祖母

朝からイヤイヤと泣いて暴れるアオくんをなだめるのに手こずり、約束の時間に遅れてしまったヒナさん。カナコさんは笑って許してくれたものの、義祖母はご立腹。ヒナさんが事情を説明しても、義祖母は「泣きながらでも連れてこればいいじゃない」と妊娠中のヒナさんを気遣う様子はありません。さらには「もう少しリクのことをしてくれたら、あの子ももっと自立できる」と、リクさんのことまでヒナさんの責任にします。

「今、アオのイヤイヤ期がすごくて、本当はリクくんにもっとお願いしたいんですが、すぐにおばあちゃんのお家に行ってしまって・・・」ヒナさんは声を絞り出すように、今の苦しい状況を義祖母へ訴えました。

ところが義祖母は、「それだけ自分の家の居心地が悪いってことじゃないかしら?」と高圧的に言い放ちます。何もかも自分でやらなければならない家より、身の回りのお世話を全部してくれる義祖母がいる家の方が居心地がいいに決まっている・・・ヒナさんはそう反論したい気持ちをぐっとこらえ、言葉を飲み込みました。

義祖母の言葉に落ち込むヒナさんを見て、「イヤイヤ期大変だものね、私もカイトさんが出張でいないとき大変だったから」とカナコさんはそっと寄り添うように声をかけました。ところが義祖母は不満げな表情で、「カイトはうちには来ないものね、長男としてもっと顔を見せてくれてもいいのに」一言付け加えます。

「ところで、ヒナちゃんが出産で入院するときはアオくんとリクはうちにくるのよね?」ヒナさんが出産で入院する間のことが気になったのか、義祖母がそう問いかけてきました。ヒナさんは、「リクくんには、アオのこともできるだけ自分でするようにお願いしてます」と義祖母に頼るつもりはないことを伝えました。

すると義祖母は嬉しそうに「まっ、あの子のことだからうちに入り浸りね!」と言いました。リクが自立できないのを私のせいにするくせに、頼られるとなると嬉しいんだ・・・と、ヒナさんは呆れてしまいます。「そろそろお昼の準備とアオのお昼寝があるので」と告げ、義祖母の家を後にしました。

イヤイヤ期のアオくんをなだめるのに手こずり、約束の時間に遅れてしまったヒナさんを執拗に責める義祖母。ヒナさんが、家のことも非協力的ですぐに義祖母の家に行ってしまうリクさんに困っていると伝えても、「それだけ自分の家の居心地が悪いってことでしょ?」と嫌味を返されます。また、ヒナさんが出産で入院する間は、リクさんに自分の身の回りのことは自分でをしてもらう予定と伝えると、「まっ、あの子のことだからうちに入り浸りね!」と嬉しそうに言いました。リクさんが自立できないのをヒナさんのせいにするくせに、頼られると喜ぶなんて・・・呆れてしまいますね。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:さいとうにこ
子育て、日常記録を描いています!
3児のママ

最新のコメント
  • ななし より

    ワシならこのBBA始末するわ

  • 匿名 より

    年寄りっ子の三文安
    って、今は言わないか
    そうした張本人は
    自分が満足できたらいいみたいね

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