[3]甘やかし祖母と無責任夫|作り置きの食事を拒否、育児する気なしの夫に辟易。義祖母宅に呼ばれてため息

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前回のお話

母親を小さい頃に亡くし祖母に育てられたリクさんは、「かわいそう」と甘やかされ、身の回りの世話はすべてしてもらってきました。ヒナさんと結婚し、2歳の息子アオくんと、ヒナさんのお腹に2人目がいる身になってもなお、敷地内同居をしている祖母の家に「ヒナは仕事でいないから」と自分の洗濯物を持って毎日通い、祖母の家でお風呂に入り、リクさんのためにヒナさんが夕飯を準備しているにもかかわらず「ばあちゃんが作ったのがいい」とご飯を食べて過ごすのでした。そんな孫を溺愛している祖母は喜んで洗濯も食事の用意もしますが、ヒナさんがリクさんのお世話を何もしないからリクさんがかわいそうだと嘆き、リクさんの兄カイトさんの妻カナコさんを呼び出し、ヒナさんに指導するよう伝えたのでした。一方ヒナさんは、大きいくなったお腹を抱え、仕事帰りにアオくんを園に迎えに行き帰宅してもいつもリクさんは義祖母の家に行っています。お願いしていたお風呂掃除はしていないし、準備した食事も手付かず。リクさんにはアオくんと一緒にお風呂に入ってほしかったのにそれもできそうになくため息をついていました。

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食事もお風呂もまだの妻子に「俺は済ませたから大丈夫」

息子アオを保育園に迎えに行って帰宅すると、夫リクはまだ帰ってきていませんでした。またおばあちゃんの家に行っているのだろうな、とすぐにわかります。いつものことだから。お願いしていたお風呂掃除はやっていないし、リクのために作っておいた食事は手付かずのまま冷蔵庫にありました。2人目がいるお腹がずいぶん大きくなってきたので、お風呂掃除はしんどいって伝えていたのに。それに、アオをお風呂に入れてほしかったなとため息が出ました。アオをお風呂に入れようとしたタイミングで帰ってきたリクは、おばあちゃんの家で食事を済ませていました。「できたてのが食べたかった」って、ワガママ過ぎない?

それでもちょうど良いタイミングだったのでアオをお風呂に入れてもらおうとすると、「ばーちゃんちで入ってきたから大丈夫」とこちらを見もせずに言いました。こっちは全然大丈夫じゃないんだけど。

父親になってからもリクは自分のことばかりで家事や育児には見向きもしません。リクはおばあちゃんに甘やかされすぎているんじゃないかな。おばあちゃんの顔を毎日見に行くのは優しいなとは思うし、おばあちゃんも孫がかわいいのはわかるけど。

自分だけ食事もお風呂も済ませてのんびりくつろぐリクを見てげんなりしていると、義姉カナコさんからメッセージがきました。義祖母の家に来ているカナコさんからの呼び出しです。

カナコさんは優しくて付き合いやすい人ですし、厳しいことを言ってきたわけではないけれど、突然義祖母の家に呼び出されるなんて、きっと何かあるに違いありません。リクが帰ってきたばかりのタイミングで・・・義祖母になにか言われたのかな。そう思うとまたため息が出ました。

祖母の家で洗濯してもらい、食事を作ってもらい、お風呂も入ってすっかり寝る準備万全で帰ってきたリクさん。身重の妻と2歳の息子を気遣う様子がまったく感じられませんね。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:さいとうにこ
子育て、日常記録を描いています!
3児のママ

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