[14]甘やかし祖母と無責任夫|普段はおとなしい兄嫁の厳しい指摘は効果抜群。ビシッと言われて俯くふたり

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前回のお話

2人目を妊娠中のヒナさんは、夫のリクさんと息子のアオくんと暮らしながら、義祖母と敷地内同居をしています。リクさんは小さい頃に母親を亡くしており、ずっと義祖母が母親代わり。義祖母の溺愛っぷりは凄まじく、甘やかされて育ったリクさんは結婚して子どもが産まれても、身の回りのお世話を義祖母にしてもらっています。一方の義祖母は、毎日喜んでリクさんのお世話をし、妻なのにリクさんのお世話をしないヒナさんに呆れている様子。ある日、家事育児のことでヒナさんと口論になったリクさんは、義祖母の家に行ったまま2週間帰って来ません。しかし、突然リクさんから「ばーちゃんが熱出したから様子見に行って」とヒナさんにメッセージが。義祖母の家にいるはずのリクさんは、熱を出した義祖母を放って友達とのフットサルに出かけていたのです。ヒナさんと兄嫁カナコさんの連携によって義祖母の看病はなんとかできましたが、ヒナさんは無責任なリクさんにカンカン。非常識な行動を改めるよう訴えますが、リクさんは鬱陶しそうにするだけで何ひとつ響きません。次の日、何事もなかったかのように義祖母の家へやってきたリクさんは、看病のために泊まっていたカナコさんから「妊婦さんにおばあちゃんを任せるのは無責任じゃない?」と言われ「え・・」と困惑。さらに「もう少し父親としての自覚を持った方がいいんじゃない?」とリクさんに厳しい言葉を投げかけるカナコさんを見て義祖母が「言いすぎじゃない?」とリクさんを庇います。

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甘えすぎ、甘やかし過ぎの二人に厳しい指摘

熱を出した義祖母の看病を妊娠中のヒナさんに丸投げして友達とのフットサルに行っていたリクさんに、兄嫁のカナコさんが「無責任」「もう少し父親としての自覚を持った方がいい」と厳しい言葉を投げかけると、義祖母が「言いすぎじゃない?」とリクさんを庇おうとしました。

カナコさんは「言いすぎじゃありません。おばあちゃんもおばあちゃんです。こんな時までリクくんを庇って。ヒナちゃんおばあちゃんのことすごく心配して私に助けを求めたんですよ!」と義祖母にきっぱり言いました。

そして、カナコさんは「リクくん!おばあちゃんがいくら優しいからと言って甘えすぎるのはよくないわ」「おばあちゃんもリクくんがかわいいのはわかりますが甘やかしすぎです!!」と二人にビシッと釘を刺しました。リクさんも義祖母も何も言い返せません。

カナコさんに「私はこれで帰りますが、おばあちゃんのことちゃんと看ててね」と言われたリクさんは「・・はい」と小さな声で返事。「おばあちゃんも何かあったらリクくんにお願いしてください。ヒナちゃんに頼らないでくださいね」と言ってカナコさんは帰って行きました。

カナコさんからの突然の指摘に困惑するリクさんに、ヒナさんからメッセージが届きました。「おばあちゃんの調子はどうかな?ご飯作ったけど食欲あるかな?リク、こっちに取りに来てくれる?」という義祖母を気遣う内容でした。

リクさんが「・・ヒナがご飯作ってくれてる。ばあちゃん食べれる?」と聞くと、「いただこうかしら・・」と義祖母。リクさんは自宅にご飯を取りに行くことにしました。

無責任なリクさんを庇う義祖母にカナコさんはきっぱり反論。リクさんには「甘えすぎるのはよくない」、義祖母には「甘やかしすぎです」とビシッと指摘してカナコさんは帰って行きました。その後、リクさんのスマホに義祖母の体調を心配したヒナさんからメッセージが届き、カナコさんからヒナさんに頼らないよう言われたばかりの二人は、ヒナさんに申し訳なく思います。
甘えすぎ、甘やかしすぎの自覚がなかった二人には、カナコさんの厳しい指摘がちょうど良かったかもしれませんね。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:さいとうにこ
子育て、日常記録を描いています!
3児のママ

最新のコメント
  • 匿名 より

    ほんとにわかったの?2人ともだよ、悪いの。ただ単に怒られたから、で納得できてないけど渋々とりあえず行動してるだけなら、またすぐ元通りだよ。ひなちゃん、もう色々覚悟が必要じゃないかな。

  • のりこ☆ より

    どう見ても渋々やってるようにしか見えない。
    内心『なんで俺が…』って思ってるでしょ?

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