[5]アレルギーを理解できない義父母|「母親がちゃんと育てていれば」義母に子育てを否定されて顔も見たくない。

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前回のお話

息子ケイタくんのアレルギーを何度説明してもピンとこない様子の義父母。ある日義実家で食事をしていると、ケイタくんが保育園で1人お弁当を食べている写真を見て、マリさんを責める義母。さらには、「アレルギーが多すぎよね~。乳製品にたまご、野菜やフルーツ・・」と並べ立てた上に、「うちの家系にアレルギーなんていないから、マリさんちからなったのね~」と決めつけられてしまったのでした。

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アレルギーを理解できない義父母[5]義両親の言葉に思いっきり傷ついた

「うちの家系にアレルギーはいないから、マリさんちから出たのね~」と義母に言われ、あまりにも驚いて言葉を詰まらせた私。「ちょっ母さん!!」と夫が慌てて言いました。

確かに、うちの家系には、私も含めアレルギーを持っている人が多いので息子のアレルギーが発覚した時は『私のせいだ』と自分を責めていたこともありました。でも後ろ向きな気持ちにばかりなっていても仕方がないと気持ちを切り替えていたのに「お義母さんもお義父さんも私のせいだと思ってたんだ・・」と思い、心が痛くなりました。

すると、「まぁ、タツヤは好き嫌いなく幼稚園に通っていたしな」義父がそう言うと、「そうよね~。母親がちゃんと育てていれば、好き嫌いなんてないはずよ」と呆れたように義母が言いました。いつの間にかアレルギーが好き嫌いの話になっていることにも気づかないほど、義父母はわかっていないのです。

義両親に、ずっと気にしていたことをハッキリ言われてしまい、私はすごく傷つきました。

今まではアレルギーに理解が無くて息子にいろいろなものを食べさせようとする義母に注意は必要でしたが、美味しい手料理を振舞ってくれることには感謝して義実家に遊びに来ていました。でも義父母は息子のアレルギーを私のせいだと思っているとわかってしまってからは「義実家にも行きたくないし、顔も見たくない・・」自然にそう思うようになりました。

ケイタくんのアレルギーのことを自分のせいだとマリさんは思っていても、他の人に言われてしまうと傷つきますよね。それに、義母は話の途中からアレルギーではなく好き嫌いの話になってしまいました。なかなか理解が難しそうですね。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:dechi

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