小学校2年生から九九が始まりますね。
算数や数学の基礎となる九九。これを覚えることが2年生になると始まります。
小学校では九九の暗唱テストがありますよね。
1×1=1
1×2=2
1×3=3
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9×8=72
9×9=81
という順番で皆さんは勉強していくと思います。
ただ、小学校ではそれにプラスして逆からの暗唱のテストがあります。
最初は1の段から逆に暗唱していきます。
1×9=9
1×8=8
1×7=7
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その後ランダムな質問に対しても間違わなければクリア
そして2の段を覚えていくという順番で9の段まで終了したら
最終的には
1×1=1から9×9=81まで言ったあとに
9×9=81
9×8=72
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1×2=2
1×1=1
という形で最後まで
そしてすべての段をランダムに言うという順番で覚えていきます。
この練習をしている子はなかなかいないので、逆から始める九九で苦戦する子が多いようです。
九九の覚え方としては
まずは音 目で覚えることから始める
◎聞き流しから
◎パプリカの替え歌もありました
◎これは見ながら覚えていくタイプ
1の段・2の段と別れているタイプの動画と、1の段から9の段まで一通りあるパターンがありました
◎1の段のみ
◎1の段から9の段まで
表を見ながら覚える
学習プリント.comのサイトでは
「九九表(答えあり) 読み方あり」・「九九表(答えあり) 読み方なし」・「九九表(答えなし) 読み方あり」・「九九表(答えなし) 読み方なし」のタイプがあります。
最初は「九九表(答えあり) 読み方あり」がおすすめです!
1の段から順番に
1×1 ~ 1×9
1×9 ~ 1×1
を言えるようになったらランダムで問題を出していき、答えられるようになったら次の段へ
最後は9の段から逆に
すべての段を1つずつクリアしたところで最終的に
9×1 ~ 1×1までを暗唱
その後すべての段をランダムに答えられると完璧です!
4×7と7×4は暗唱でつまずきやすいと言われているので念入りに!
かけ算の文章問題もつまづくことが多い
九九の暗唱を言えるようになっても、小学校のテストでつまづくのが九九の文章問題。
5×3 も 3×5も同じ答えになりますが、文章問題ではこの部分が要注意!
「1あたりの数(1つ分の数)」×「いくつ分」=「ぜんぶの数」
この考えが必要になってきます。
[問題]
5人にたい焼きを3こずつ配ります。たい焼きは全部で何こ必要ですか?
これを5×3としてしまうと回答としては×になってしまいます。
「1あたりの数(1つ分の数)」×「いくつ分」=「ぜんぶの数」を考えると
1人に配る数3こを5人分配るので
3×5=15が正解となるのです。
大人でもうまく説明ができない部分ですよね!
九九は文章問題を解く練習をしておくといいかもしれませんね!