先日、息子(5歳)が緊急入院に。
原因は「肺炎」。
肺炎=コロナかも!?と焦ってしまいましたが、今回は風邪をこじらせた肺炎との診断でした。
入院期間は4日間と短かくて済みましたが、元気が取り柄の我が子がまさか入院することになるなんて…思ってもみませんでした。
私の判断がもう少し早ければ入院は回避できたかもすれない…と後悔もあります。
【発熱1日目】
日曜日の朝、寝ていた息子を触ると熱い!これは熱があるな…と体温を計ると案の定38℃。
鼻づまりもあり、咳き込んで嘔吐も1回。1日家で大人しく過ごしました。
【発熱2日目】
朝には熱が下がっていて元気だったため、保育園に行きました。
しかし、夕方お迎えに行くと目が二重になってちょっとご機嫌ななめな息子。
息子は普段は奥二重なのですが、熱が出るとくっきり二重に。二重は体調不良の印です。
帰宅後、熱を測るとやっぱり38℃。
ささっと夕食を済ませ、早めに就寝。
【発熱3日目】
朝、微熱あり。大事を取って保育園はお休みしました。
前日、保育園では同じクラスにインフルエンザB型でお休みしていた子がいたため、「もしかして息子もインフルかな~」と午前中に病院へ。
鼻づまりも酷かったため、耳鼻科を受診しました。
息子はまだ上手に自分で鼻がかめないため、鼻水がひどいときは熱のときも小児科ではなく、鼻水の吸引をしてくれるので耳鼻科を受診しています。
病院で再び体温を計ると、朝は微熱だったのに39℃に上昇していました。
隔離された待合室で待つ間もぐったりしている息子。
そしてインフルエンザの検査。結果は、AもBも陰性。
お腹も痛がることがあったため「胃腸風邪かな~」と薬をもらって帰宅。
【発熱4日目】
朝、熱は平熱になっていました。
8時ごろ、元気にパパと登園。
しかし…。
それから1時間ほど後、私がそろそろ会社に到着するというときに保育園からの着信。
「○○くん、先ほどからお熱が38.7℃ありまして…」と。
昨日のインフルエンザ検査は陰性だったけど、やっぱりインフル!?タイムラグで陽性にならなかっただけかも…と少し時間を置いて夕方に再度同じ耳鼻科を受診しました。
病院での体温は39.7℃。高熱のわりには受け答えもしっかりできてぐったりはしていない息子。
インフルエンザ検査の結果はこの日も陰性。
「胃腸炎か咽頭炎かな~。インフルエンザじゃなくて熱も続いてるし、追加で抗生剤出しとくね」と抗生剤をもらって帰宅。
【発熱5日目】
朝起きたときは微熱でしたが、目が二重(体調不良の印)であまり元気がありません。
保育園は休ませ、家で様子をみていました。
しんどいのか、リビングで再び寝てしまった息子。
11時ごろ目を覚ましたので熱を測ってみると、39℃超え…。
なんかおかしい…。
やっぱり一度小児科に連れて行こうと思い、予約はいっぱいでしたが順番待ちで午前中の診察に連れて行きました。
病院で熱を測ると39.5℃になっていました。
でも、比較的元気な息子。とても39.5℃あるようには見えません。
先生から
「水分はちゃんと摂れてる?」と聞かれ
「はい。水もお茶も飲めてます」と私が答えると
横で息子が
「あとポカリとか!」とハキハキ答えます。
最初に熱が出てから5日目。食欲はあまりないものの、水分はちゃんと摂れていました。(食欲がないときはゼリー飲料、たまに普通に食事もできていました)
経過を話し、胸の音や喉をひと通り診察し終えてから、先生に
「お母さん、こんなに熱が続くのはおかしいから。耳鼻科じゃなくて、もう少し早めに小児科に連れて来てほしかったな。インフルエンザの検査も2回してるけど、これは違うよ。薬も全部出し直すから、今あるのはもう飲まないで。明日の朝一にまた診せてください」
と言われてしまいました。
診察室を出て、落ち込んでいた私に看護師さんが
「熱があってもこれだけ元気だと様子見ちゃうよね。耳鼻科には行ってたけど、やっぱり耳鼻科は胸から上しか診れないから。」と。
そして
「明日、もし大きな病院に行くことになったときのために動きやすいように朝一で予約入れるね」と。
【発熱6日目】
小児科の診察予約は9:00。
家を出る前の8:30ごろに熱を測ると37℃。
あ、熱下がってる…、と少しホッとして病院へ。
しかし…。
病院に着いたときにはまた39.6℃に上がっていました。
すぐに血液検査、レントゲン、マイコプラズマとヒトメタニューモウィルスの検査。
鼻と喉の奥に綿棒を入れられ、手に針を刺されても泣くのを我慢していた息子の姿に涙が滲みました。
結果、マイコプラズマとヒトメタニューモウィルスは陰性でしたが、レントゲンで「肺炎」と診断。
血液検査の結果も、白血球数と炎症反応をあらわすCRPの値がとても高く、大きな病院で診てもらった方がいいとのことで大学病院の紹介状をもらいました。
看護師さんから「大学病院の外来受付は11:30までだから、ちょっと急いでね」と。
この時点で10:30ちかく。慌てて大学病院へ向かいました。
大学病院の小児科でもまた検温。
やっぱり39.5℃の高熱。
それほど待たず診察室へ案内されました。
そして、また検査。
ついさっきやった血液検査、レントゲン、マイコプラズマの検査と尿検査などなど…。
やらないといけないのかもしれないけど、つい1~2時間前に調べた検査結果も持ってきているのに…何度も痛い思いを息子にさせるのが辛かったです。
検査結果もほぼ変わらず。
ただ、追加の溶連菌検査が陽性でした。
先生がレントゲンを指さしながら
「しっかり肺炎だね。炎症反応も高いし、入院したほうがいいんじゃない?」と言われました。
入院期間は「だいたい5日くらいかな」とのことでした。
その後、点滴のために別室に移動した息子。
しばらくすると、
「痛いー!痛いー!」
「動けない!動けないー!」(後から聞いたら、暴れると危ないので足をヒモ?で固定されていたようです。)
「ママがいいー!」
「手が曲ーげーれーなーいー!」
息子が泣きながら叫んでいる声が聞こえました。
もう、可哀そう過ぎて涙が出ました…。
看護師さんと一緒に診察室に戻ってきた息子。
点滴の針と管がガッチリ右手に固定されていました。まだじっと大人しくしてられないから途中ではずれちゃったら困るもんね。
相当暴れたようで、汗びっしょりでした。
痛かったね…。
怖かったね…。
頑張ったね…。
【後編】へつづく