高カロリーな手料理は義母の愛情だった

引きこもりがちになったのは、前の会社で受けた容姿に対する心無い言葉がきっかけだったと打ち明けてくれた友子ちゃん。それを聞いた私は相手の男性に怒りが収まりませんでしたが、友子ちゃんは「あの言葉には傷ついたけど、今はあの頃のままではいたくないと思えるようになったから、自分が変わるきっかけの一つと思うようにする」とにっこり。私は友子ちゃんの前向きな発言がとても嬉しかったです。
そして1ヶ月後。毎日トレーニングを頑張っていた友子ちゃんは、以前と比べて明らかにすっきりとし、何よりも表情が生き生きしています。「友子、本当にきれいになって」と涙ぐむ大輝を見て「お兄ちゃん、お父さんみたい」と笑う友子ちゃん。

そういえば、お義父さんは大輝が子どもの頃に亡くなったと聞いたことがあるけれど・・どんな方だったのだろう。「お義父さん、ご病気で亡くなられたって聞いたけど」と切り出すと、「うん・・食べるのが大好きで体も大きいお父さんだったけど、最後は食べられなくなって痩せちゃって・・」と友子ちゃんが寂しそうに話し始めました。

「母さんが好物つくっては病室にもっていったな」「うん・・お母さん、今でもお父さんの好きなものばかり作ってるよ。お姉ちゃんもそれがわかるからたくさん食べてるんだと思う」としんみり話す大輝と友子ちゃん。そっか・・お義母さんが揚げ物や肉料理ばかり作ってたのは、お義父さんの好物だからだったんだ・・。

「・・食べさせて痩せさせないことが愛情になっちゃってるのかもな」「うん。でも、お母さんのごはんは美味しいけどこのままもよくないよね・・」2人とも、お義母さんの気持ちは理解できるものの、このままではいけないと感じているようです。

「私、お母さんもお姉ちゃんも大切。だから、私ががんばることで2人に気づいてもらえたらいいな」と家族のために頑張る決意をする友子ちゃん。なんて健気でいい子なんだろう。そう思っていると、隣にいた大輝は感動して泣いていました。「友子ちゃんがここまで変わってるんだもん。2人にとってもいい刺激になると思うよ」私も今まで以上に友子ちゃんのサポートを頑張ろうとやる気になりました。
義母の料理は家族を想う愛情だったのですね。とはいえ、あの高カロリーな食事を続けていたら家族みんなが体を壊してしまうのは目に見えています。友子さんの気持ちが伝わりますように!
※ストーリーはフィクションです。 登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。 創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:船井秋 編集:石野スズ
作画:yuiko
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