[11]信じた男はろくでなし|信じてたのに。本心を知ってからは彼の言葉すべてが薄っぺらく感じる

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前回のお話

32歳の里穂さんは、美人で仕事もでき、部下たちからも憧れられる存在。仕事も恋も順調で、上司である義博さんと付き合って3年になります。実は義博さんは既婚者ですが、里穂さんと付き合う前から夫婦関係は破綻しており、娘の高校受験が終わったら離婚して里穂さんと再婚予定。義博さんとの幸せな未来を里穂さんは信じて疑いませんでした。そんなある日、会社に義博さんの妻がやってきます。社内不倫疑惑で義博さんが部長に呼び出されたらしいと聞いた里穂さんは、自分と義博さんの関係がバレたのではないかと焦りますが、不倫相手として呼び出されたのは、里穂さんではなく部下の小池ユナさんでした。義博さんとユナさんは不倫を否定し、里穂さんの厳しい指導が辛くて相談していただけだと部長に嘘の釈明。里穂さんは、2人の関係を疑う気持ちが消えず、義博さんと妻の夫婦仲もとても離婚直前には見えませんでした。さらに、義博さんからユナさんとの不倫疑惑を晴らすために顛末書を書くよう依頼され、義博さんを信じる気持ちが揺らぎ始める里穂さん。義博さんが里穂さんの機嫌を取ろうとして送ってきたメッセージの中で、ユナさんを「ユナ」と呼び捨てにしていることに気付き疑いを強めた里穂さんは、ユナさんを呼び出し「水野次長とお付き合いしてるの?」と単刀直入に聞き、自分が義博さんと付き合っていることを告白。ユナさんは義博さんとの関係をはっきりとは認めないものの、義博さんの家庭内のプライベートなことを知っており、「男性はユナみたいに若くて可愛い子が好きみたいです」と勝ち誇ったように言いました。里穂さんは、自分はただの不倫相手で、今はその立場すらユナさんに奪われていることを悟りました。

1話目から読む

彼が心配しているのは私じゃなくて自分の立場

小池さんを呼び出した私は、義博さんとの関係を単刀直入に聞きました。小池さんは付き合っていることをはっきりとは認めませんでしたが、私が義博さんから聞いていた家庭内のプライベートなことを知っており、「男性はユナみたいに若くて可愛い子が好きみたいです」と勝ち誇ったように言いました。2人が付き合っていることを確信した私は、自分がただの不倫相手だったことを悟りました。妻とは離婚寸前、離婚したら私と再婚すると言っていた義博さんの言葉を信じていたけど・・すべて嘘だったのです。

小池さんとの話を終えて帰宅すると、家の前に義博さんがいました。「なんでいるの?」と聞く私に、義博さんは「メッセージに返事もないし、心配したからに決まってるだろう!」と声を荒げました。

「・・何しに来たの?しばらく会わない方がいいんじゃなかったっけ」と嫌味っぽく言うと、「そんな言い方しなくてもいいだろ。いや、顛末書が出てないから気になって」と急に下手に出る義博さん。また顛末書の催促・・よっぽど焦っているのでしょう。私は「昨日の今日よ?そんなに急いで出さなくても。それに、人事からはまず話が聞きたいって連絡あったし」と冷静に答えました。

義博さんは「里穂はいつも仕事が早いから、もう書き終わったのかなと思ってさ。出す前に一度見といてやろうと思って・・」と親切心を装って言いますが、きっと小池さんから私が顛末書を書いたという連絡でも受けたのでしょう。「書き終わったけど、出すかは決めてない。金曜の人事との面談の後で決める」

「私の将来にも影響するのよ?少し考えさせて」と言うと、義博さんは「里穂の気持ちは分かった。でも今は、二人の未来のために、騒ぎ立てずに顛末書を出してほしい」と真剣な表情で訴えてきました。二人の未来って・・いったい誰と誰の未来のことを言っているのでしょうか?

「考えたいって言ってるでしょ。今日は帰って」と突き放すと、義博さんは渋々引き下がり「・・信じてるからな、里穂」と言って帰って行きました。何が『信じてるからな』よ。私こそ、あなたを信じてた・・。自分が都合よく扱われていただけだと気づいた私の心は、怒りと悲しみでいっぱいです。

里穂さんを心配しているような素振りを見せる義博さんですが、里穂さんにさっさと顛末書を出させてユナさんとの不倫疑惑を晴らし、自分の評価を守りたいという本音がバレバレですね。

※ストーリーはフィクションです。登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:船井秋 編集:石野スズ
作画:ねむりひつじ

最新のコメント
  • とくめい より

    登場人物全員、仕事できないだろ

  • ようこ より

    ユナのおかげで「信じた男はろくでなし」ってわかってよかったね

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