[33]育休夫のお手伝い育児|自分の何がいけなかったのかを自覚し、ひとつずつ改善していった夫

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前回のお話

出産予定日間近、夫の哲太さんから「育休を取る」と言われ、心強く感じていたあかりさん。長男ヒカルくんが誕生すると、哲太さんは積極的に育児に取り組んでくれました。しかし、家事や育児をしてくれる一方で、面倒なことはあかりさん任せだったり、中途半端だったりすることに、次第に不満が募ります。周囲の人も「哲太さんに感謝して」と言うばかりで、理解してもらえないあかりさんは追い詰められていきました。そんな中、ヒカルくんの3ヶ月健診で、着替えを2セット持っていこうとしたあかりさんを「そんなにいらない」と笑った哲太さん。実際に着替えが2回必要になると、服が足りないことをあかりさんのミスのように責めます。怒りが爆発したあかりさんは、ヒカルくんを連れて家を飛び出し、家族ぐるみで付き合いのある哲太さんの先輩・真一さんと妻のつぐみさんのもとへ向かいます。話を聞いたつぐみさんは、真一さんから哲太さんに話をしてもらうことに。自分の頑張りを主張する哲太さんに、真一さんは「手伝い程度なら全然ダメ」と一喝。面倒な準備やトラブル対応をあかりさんに任せ、成果だけを自分の手柄にするのは、後輩に仕事を押しつけるのと同じだと指摘しました。一方のあかりさんは、つぐみさんから「たまには手を抜くことも大切、赤ちゃんを抱っこして笑う余裕が増えるのが一番」と言われ、ハッとします。すべて自分でやろうとしていたことを振り返り、頼れるものには頼っていいのだと、肩に力を入れすぎていた自分を反省しました。すると、真一さんと哲太さんが帰ってきました。哲太さんは気まずそうな顔をしながらも、あかりさんに今までのことを謝罪しましたが、あかりさんは納得がいかない様子です。

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やっと一緒に子育てができる

私が何度伝えても分かってくれなかったのに、真一さんに言われたらこんなにすんなり受け入れるなんて、複雑な気持ちになってしまいました。結局、哲太はこれからも、私の言うことには耳を傾けてくれないんじゃないか・・・そんな不安が心の中に残ります。だけど、哲太は変わると言っている。だから私は、これからの哲太の行動を見て、夫婦としてやっていけるのかを見極めることにしました。

あれから、哲太は事前に調べ、しっかり考えてから動いてくれるようになりました。洗濯機を回すときも、洗剤や柔軟剤の量をいちいち聞いてこなくなって、洗濯物もしっかり干してくれます。おむつ替えもミルクも、最初から最後まで1人でできるようになりました。

だけど、変わったのは哲太だけではありません。今までは「全部自分でやらなきゃ」と思い、疲れていても頑張ってご飯を作っていましたが、つぐみちゃんを見習ってデリバリーにも頼るように。そのおかげで、頑張りすぎずに子育てを楽しめるようになりました。

哲太は、育児にも家事にもちゃんと関わるようになって、前よりもっとヒカルを愛おしく思うようになったみたいです。哲太にも、やっと父親としての自覚が芽生えてきたようで、私も嬉しくなります。

「私、哲太を責めたかったんじゃなくて、助けて欲しかったんだと思う。一緒にヒカルのこと考えてほしかった」そう伝えると、哲太は申し訳なさそうにうつむき、「あかりの話をちゃんと聞こうとせずにごめん」と言いました。

私は哲太に笑顔を向けると、「つぐみちゃんと真一さんの言ったとおり、2人でする子育て楽しいね。ヒカルの成長を一緒に見守って・・・一生忘れないようにしようね」と伝えました。私の言葉に、哲太は涙ぐみながら「うん、ありがとう」と答えたのでした。

自分の何がいけなかったのかをしっかり自覚し、ひとつひとつ改善していった哲太さん。今ではすっかり、頼れる存在になったようですね。これからも夫婦2人で協力しながら、ヒカルくんを愛情いっぱいに育てていってほしいですね。

※厚生労働省の調査によると、希望する働き方を実現できている人ほど、配偶者・パートナーとの間で「勤務予定や繁忙期を共有する」「家事・育児分担について定期的に話し合う」といった工夫を行っている割合が高い傾向がみられました。

出典:
厚生労働省「若年層における仕事と育児の両立に関する意識調査(速報)」P18.両立のための家庭における工夫

※ストーリーはフィクションです。登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:船井秋 編集:石野スズ
作画:そうはは。

最新のコメント
  • あんずママ より

    褒めちぎるアホな実、義両親はどうなった?

  • みんみん より

    やっとだね。
    ちゃんと、親戚筋の『評価』もきちんと訂正してね!

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