[6]夫はやっぱり理系男子|本当にここにいるんだ。胎動を体感した夫は数字を忘れるほど感動

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前回のお話

あすかさんの夫は、数字が大好きでプログラマーとして働く理仁さん。理仁さんの独特な考え方や何でも数字に絡めて考えるところに、時々「ちょっとめんどくさいな」と思うこともありますが、それでも優しくて妻想いな理仁さんとの結婚生活に幸せを感じていたあすかさん。そんなある日、あすかさんの妊娠が判明。妊娠検査薬の仕組みについて語ったり、妊娠週数の数え方に疑問を抱いたりと相変わらずの理仁さんですが、妊娠出産に関する本や育児本を読み込む理仁さんの姿を見て、あすかさんは理仁さんが妊娠をとても喜んでくれていることを実感します。その後、健診で赤ちゃんが一卵性双生児だと分かると、理仁さんは「子どもができるのも奇跡的な確率の連続。それが2人もなんてすごい確率だ」と独特な表現で喜びました。なんでも原因を究明したがる理仁さんも、つわりに苦しむあすかさんがなぜか無性にフライドポテトを欲する理由はわからないようです。その後、双子の性別がどちらも男の子だとわかると、理仁さんは名前を考え始めました。名付けに関する様々なデータを集める理仁さんに「データはいいや。理仁はどんな名前が良いと思う?」とあすかさんが聞くと、理仁さんは「レイとイチはどうだろう」と提案。その理由を、数字好きな理仁さんらしく0と1がプログラムの基本であることや、0は数の概念を変えた数字で1はすべての基本になる数字だから・・と熱く語り、あすかさんもその名前を気に入りました。2人の名前を呼びながら「よろしくな」とお腹に頬ずりする理仁さんを見て、幸せを感じるあすかさんでした。

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夫が数字を忘れることがあるなんて

お腹の双子の名前が決まりました。2人とも男の子であることがわかった後、レイとイチという名前を理仁が考えてくれました。数字好きなプログラマーの理仁らしく、0と1がプログラムの基本であることや、0は数の概念を変えた数字で1はすべての基本になる数字だから・・というのが名前の由来です。まさか子どもの名前にまで数字を絡めてくるとは思いませんでしたが、とても素敵な名前で私もすぐに気に入りました。

辛かったつわりも落ち着き、お腹もだいぶ大きくなってきた私。最近は胎動も感じるようになってきました。「あ、今動いたかも」そう言うと、「えっ?レイとイチ、どっちが動いたの?」と前のめりで聞いてくる理仁。「そこまでは・・。理仁も触ってみる?」と言うと、理仁は私のお腹にそっと手を置きました。

でも・・さっきまで元気に動いていたのに、理仁が触った途端に胎動がピタリと止まってしまいました。「動かない・・」しょんぼりする理仁に「パパには塩対応かな」と冗談っぽく言いました。

諦めきれない理仁は「どこで動いたの?何回?どのくらいの強さだった?継続時間は?胎動が起こる間隔は?」と質問攻め。「質問多すぎ。研究じゃないからね」なんでもかんでも数字で考える理仁に呆れていると・・また胎動を感じました。

「ほら、また動いたよ。わかる?」そう聞くと、理仁は「うん」と小さく頷きました。手のひらから感じる胎動に感動しているようです。

「すごい・・本当にここにいるんだ。データじゃなくて、今、ここに僕たちの子どもが・・」噛み締めるように言う理仁に「そうだね」と返しながら、私は驚いていました。だって・・あの理仁が今は数字を忘れているんです。赤ちゃんが産まれたら、また新しい理仁が見られるかもしれないと思うと楽しみです。

数字を忘れてお腹の赤ちゃんの存在を感じる理仁さん、とっても幸せそうですね!目に見えなくても、そこにいると実感できると感動しますよね。

※ストーリーは実話を元にしたフィクションです。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:船井 秋 編集:石野スズ
作画:尾持トモ

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