[7]信じた男はろくでなし|本当に家庭内別居状態なの?離婚間近とは思えない彼と妻の会話に疑いを抱く

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前回のお話

32歳の里穂さんは、美人で仕事もでき、部下たちから憧れられる存在。仕事も恋も順調で、上司である義博さんと付き合って3年になります。実は義博さんは既婚者ですが、里穂さんと付き合う前から夫婦は家庭内別居状態。娘の高校受験が終わったら離婚することが決まっており、その後、里穂さんと再婚する予定です。義博さんとの関係に納得し、幸せを感じている里穂さん。お家デートを「娘の進路の相談」を理由に早々に切り上げられても、休みの日に会えなくても、これから始まる義博さんとの幸せな未来を、このときの里穂さんは信じて疑いませんでした。それから数日後、里穂さんが外出先から帰社すると、社内がざわついていました。すると部下から「水野次長が社内不倫をして呼び出された」と聞かされ、自分との関係がバレたのではと冷や汗をかきます。しかし、不倫相手として呼び出されたのは、里穂さんではなく部下の小池ユナさんでした。里穂さんがユナさんに話しを聞くと、「相談に乗ってもらっていただけ。次長との秘密をバラされたくなかったら自分をかばって」と脅すようなことを言ってきたのです。

1話目から読む

完全に弱みを握られた・・・!

「不倫はしていない、課長に厳しく指導されたのがつらくて次長に相談していただけ」にっこりと笑いながら、そう話す小池さん。私が「厳しく指導したつもりはない」と伝えると、小池さんは笑顔のまま「次長とのことを黙っていてほしかったら、今回の件はユナのことをかばってくださいね」と言いました。

「課長、後始末はよろしくお願いしますね」小池さんは笑顔でそう言うと、会議室を後にしました。どうしよう。あの口ぶりからすると、小池さんは私と義博さんの関係を知っている。もし不倫の事実を社内にばらされたりしたら、私は完全に終わります。

一度、義博さんに相談したほうがよさそうね。そう思い会議室を出ようとすると、廊下から「だから勘違いだって」と義博さんらしき声が聞こえてきました。私は思わずドアに張り付き、耳を澄ませます。

次に聞こえてきたのは、「本当かしら」という、やけに冷静な女性の声でした。きっとこの人が義博さんの奥さんね。すると義博さんは、「小池さんの上司が、仕事はできるタイプなんだけど、三十路を超えて若い子に厳しくなっちゃうってあるだろう?俺も相談されて困っちゃってさ」と耳を疑うようなことを言いました。・・・何それ、もしかして私のこと?

すると義博さんの奥さんは、「あなたを信用してるわけじゃないけど、とにかく遥の受験に影響があったら許さないから」と淡々とした様子で言いました。義博さんは困ったように笑いながら、「悪かったって。今後は気を付けるから、機嫌直してくれよ」と軽く謝ります。

会議室の前から遠ざかっていく2人の話し声と足音を聞きながら、私はへなへなとその場に座り込みました。なんなの・・・一体どういうことなの?

すべてを知っている様子の小池さんに対して、とても奥さんとの離婚を考えているようには見えない義博さん。聞いていた話とはあまりにも違う現実に、里穂さんが驚くのも無理はありませんよね。

※ストーリーはフィクションです。登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:船井秋 編集:石野スズ
作画:ねむりひつじ

最新のコメント
  • A.H. より

    典型的な不倫の末期プラス後輩にまで気づかれたおまけつき。一人でけりつけるか、全てをさらして清算するか、いざ覚悟。

  • ようこ より

    男から何を言われたにしろ、不倫ってわかってて関係をもった自分が悪いよね

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