好かれていると言われ満更でもない義妹

兄の戦略とも知らず、お金を貸す条件として伝えたら喜んで離婚給付等契約公正証書の作成に同意し、離婚届にもサインした誠二。兄が誠二を信用するはずないのに。
用事を済ませると、兄は「じゃ、私はこれで」と、そっけない態度を崩すことなく義実家を後にしました。

兄を見送りながら「これでお兄ちゃんは誠二のこと信用してくれたと思う」とつぶやくと、案の定誠二が「じゃ、お金は・・・」と目の色を変えて言ってきました。よほど切羽詰まった何かがあるのか知りませんが、あからさまな態度に呆れてしまいました。それでも私が笑顔を作って「すぐに使ったらお金目当てに見えるじゃない。もう少し待って」と言うと、「そうだね」と誠二は素直に従いました。兄の機嫌を損ねたらお金が使えないとよく理解している様子です。

後日、公証役場へ付き添ってくれるために迎えに来てくれた時、愛莉ちゃんにプレゼントをすっと差し出した兄。誰にとっても予想外の出来事に愛莉ちゃんは色めき立ち、そばで見ていた誠二は動揺を隠せていませんでした。

私はすかさず、「お兄ちゃん、愛莉ちゃんのこと気に入ったみたいね」と愛莉ちゃんに耳打ちしました。照れたように「えっ、そうなのかな?」と愛莉ちゃんはまんざらでもない様子。全て予想通りです。期待を持たせて私はその場を立ち去りました。

その夜、愛莉ちゃんは誠二とふたりだけになると、「私が美咲さんのお兄さんにこのまま気に入られたら、お金もっと使えるんじゃない?」とにやにやと兄からもらったプレゼントを眺めながら言いました。これまで兄から私へ届く贈り物の数を見ているので、お金の使い方がすごいと思っているようです。心配そうに「でも・・・」とつぶやく誠二に「大丈夫、好きなのは誠二だけだから」と顔も見ずに答えた愛莉ちゃんのことを、誠二が心配になったのは言うまでもありません。
かわいい妹のためにたくさんの贈り物をしてくるお兄さんの「お金」が気になる様子の愛莉さんはお兄さんに取り入る気満々のようですね。全てお兄さんの計画とはまだ気づかないようです。
※離婚に伴う公的書類や手続きに関する内容は一般的な参考情報です。
実際の取扱いや必要書類は、状況によって異なるため、詳細は弁護士や司法書士等の専門家、またはお住まいの市区町村役場へご相談ください。
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:まりお
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作戦はどうなるのかな?
兄は愛莉さんから潰し始めるのか?
こ〜ゆ〜人ほど学生時代も誰かを
ロックオンしてイジメとかも
してるのかな?その前に考えが甘くて
ボロがでるか。
ところで、説明文で、誠二は、余程切羽詰まった事情有って、お金引き出すの急いでる?と、美咲が訝しがる場面が有りましたが…
偽妹よ、まさか、3人目!出来てないよねー!?