[5]お父さんの娘は私だけ|トップの進学校に入った妹と比べられる姉。明るく振る舞うも複雑な心境

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前回のお話

最期の日が近づいた夫幹久さんの病室で、「お父さんの娘は私だけ、だから遺産だって私とお母さんだけのもの」とこれまで抱えていた不満を口にし始めた亜美さん。それを聞いた菜美さんは、「私は遺産なんていらない」と言いますが、亜美さんはそれが気に入らないようで「あんたはいつもいい子ぶる」と怒りをあらわにしました。弱り切った幹久さんの前で言い争う娘たちを見た純子さんは、まだ2人が仲の良かった幼い頃のことを思い返します。菜美さんは、駆け落ち同然で家を飛び出した純子さんの姉の娘でした。母親を亡くし、ひとり残された菜美さんを、純子さんと幹久さんは引き取ることに。そして亜美さんと分け隔てなく、本当の娘と同じように愛情を注いで育てたのでした。それから月日は流れ、2人は小学生に。いじめっ子から菜美さんを守ってくれたり、学校行事では先頭に立って活躍したりする亜美さんは、引っ込み思案な菜美さんにとって、いつしか憧れのお姉ちゃんになっていきました。やがて2人は中学生になり、あっという間に高校受験の時期に。勉強が苦手な亜美さんは併願の女子高に、対する菜美さんは進学校への入学を果たします。

1話目から読む

制服にもそれぞれ個性が表れる

2人は中学生になり、あっという間に高校受験の時期を迎えました。部活ばかりで勉強を後回しにしていた亜美は、第一志望には届かず併願の女子高へ。一方の菜美は、努力の末トップクラスの進学校を目指しました。

それから程なくして、別々の高校生活を楽しむ2人。亜美は自分なりに制服を着崩し、女子高生生活を謳歌しているようです。一方の菜美は、規定のスカート丈を守って真面目に登校。同じ姉妹でも、通う高校が違うとそれぞれの個性がよく表れます。「行ってきます」と元気に挨拶する2人に、私は笑顔で「行ってらっしゃい」と返します。

亜美と菜美が並んで通学路を歩いていると、ご近所さんから「あら、2人ともおはよう」と声をかけられます。すると、そのうちの1人が菜美の制服に気づき「あらっ!菜美ちゃんトップの高校の制服じゃない!すごいわね」と言いました。

ご近所さんは亜美を見ると「菜美ちゃんに抜かされちゃったわね、亜美ちゃんもがんばらないと」と声をかけました。その様子を見た菜美は、どう答えればいいのか分からずオロオロします。

すると亜美は「勉強ではもう菜美には適いませんよ~、でも100m走なら亜美の50mより速く走れるかも」と笑顔で言いました。その言葉を聞いたご近所さんたちは「亜美ちゃんったら相変わらずなんだから」「もうちょっとおしとやかにしないとダメよ~」と、悪気なく声をかけます。

「亜美ちゃん、ごめんね」菜美がそう謝ると、亜美は「え、何が?私も菜美みたいにおしとやかにしないとダメかなー?でもギャル楽しいんだよねっ」と笑って言いました。

ご近所さんに悪気はなくても、通う高校で差がつくと、どうしても周りから比べられてしまいますよね。亜美さんは気にしていないように振る舞っていますが、そうは言っても、やっぱり気になってしまうはず。

※ストーリーはフィクションです。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:船井 秋 編集:石野スズ
作画:ポジョ

最新のコメント
  • 元アスリート より

    何このババア ムカつくんだけど アスリートの何が悪いんだよ

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