何年経っても自分の劣化に気がつかない元夫

涼平との結婚生活は、驚くほど穏やかに過ぎていきました。やがて私たちは子どもを授かり、育児と仕事に奮闘。あっという間に15年の月日が流れました。そして、今の私たちはというと・・・
「パパ、ママ早く!なくなっちゃう!」娘の菜月に急かされ、私たちは慌ててその後を追いかけます。「待って、ママもう若くないから」「パパも最近運動不足で・・・」そんなことを言いながら息を切らせる私たちに、菜月は「もう~!」と笑います。気づけば私たちも、すっかり年を重ねていました。

「ギリギリゲット!レイ様尊すぎる・・・ありがと、パパ、ママ!」菜月が急いでいた理由は、推しキャラの限定グッズを買うためでした。時間に間に合うか心配でしたが、無事に手に入れられたようで一安心です。「さすが俺たちの子、筋金入りだな」そう話す涼平に「フフッ、だね」と微笑みます。

時折、ふと思うことがあります。もし、あのとき直哉と別れていなかったら、今のような幸せな毎日はきっと手に入らなかったでしょう。そう思うと、直哉に裏切られたことも、人生を変えるきっかけだったのかもしれません。直哉は今どこで何をしているんだろう・・・なんて、もう私には関係のないことですが。そのとき、私たちの背後から、若い女性たちの会話が聞こえてきました。

そこに映っていたのは、ひどく老け込んだ直哉の姿でした。『よければ会いませんか?こう見えて50代です』そんなメッセージとともに、自撮り写真が送られてきています。それを見た女性は、思わず吹き出して「自撮り送ってくるって、まだイケてるって思ってんの痛いね」と呆れたように言いました。

自己評価ばかりが高くなってしまった直哉は、会社の女性社員に相手にされなくなると、今度はSNSで相手を探すようになっていました。「どうせ誰にも相手にされないんだよ」「なんか、かわいそうだね」そんな女性たちのつぶやきも、スマホの向こうの直哉には届きません。きっと彼はこの先も「自分はまだイケている」と勘違いしたまま生きていくのでしょう。
変に自信をつけてしまった直哉さん。会社で誰にも相手にされなくなると、今度はSNSで若い女性に声をかける『自己評価だけが高い勘違いおじさん』になってしまいました。悪いことをすれば、いつか自分に返ってくるという言葉は、あながち間違いではないのかもしれませんね。
※ストーリーはフィクションです。 登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。 創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:モトヤマラミ 編集:石野スズ
作画:yuiko
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こういう、自分にはもったいない相手に想われて結ばれたという奇跡的な幸運に恵まれた時って
その幸せを与えてくれた相手に心から感謝して愛おしいと思い、ずっと大切にする誠実な人間と
【俺ってこんな相手を惚れさせる程に凄い人間なんだ!】と舞い上がって【こんな凄い俺にはもっと良い相手が現れるはず!】と思い上がり、自分を心から愛してくれた相手を見下して酷い態度を取る最低な人間と
その人物の人間性がハッキリ現れるものだという事だね。
そして思い上がって自分の価値を過信して、誰よりも大切にするべき人を踏みにじる最低の人間はその報いを受けるという事。