こんな電話なら二度としてこないで

ミオと二人の生活はとても楽しく、あっという間に過ぎていきました。一緒に料理をしたり、勉強を教えたり、ハロウィンやクリスマスなど季節の行事もたくさん楽しみました。そして5年の月日が流れ、60歳になった私は退職し、中学生になったミオとゆっくりとした日々を過ごしていました。そんなある日、知らない番号から電話がかかってきます。それは、リコからの電話でした。
私は動揺を抑えながら「あなた、今どこにいるの。大体ミオを放って・・・何をしてるのよ!?」と聞きます。リコは『あれからいろいろあって・・・お母さんは、元気?』と聞いてきました。「私は元気よ」と答えつつ、リコを責めるべきなのに、声が聞けて安心している自分がいることも実感します。

ひと呼吸おいて、「ミオも大きくなったわ、もう春から中学生よ。あなたはどうなの?」と言いました。『ううん・・・実は、今ちょっと困ってて・・・助けてくれない?』というリコに「助けてって・・・」と言葉を失います。

5年の間連絡もしてこないで、やっと電話をかけてきたと思えば、ミオの心配でも、謝るわけでもなく・・・お金が欲しいため、ということなのでしょう。スマホからリコの言葉が聞こえます。『お母さん、そろそろ仕事を辞めるでしょ?長く務めてたよね、だから、その、少しでいいから・・・』

呆れた。リコは私の退職金狙いで連絡してきたのでしょう。ここまでくると、いっそ清々しいくらいでした。リコがそのつもりなら、こちらも罪悪感なく答えられます。「あなたに渡すものなんて、何もないわ」キッパリ言い切ると、『何よ、いつもいつも偉そうに!少しぐらい娘を助けてくれたっていいでしょ!』と強い声が返ってきました。

私は「こんな連絡なら、もう二度としてこないで」と言い、電話を切ります。リコは、ミオのことを一つも聞いてきませんでした。それが彼女の取った選択なのだと理解します。
突然連絡してきたと思ったら、まさかのお金の無心。リコさんは謝罪もなければミオさんのことを聞きもしません。これでは雪江さんが厳しい態度を取るのも、仕方ないですね。
※ストーリーはフィクションです。登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:船井秋 編集:石野スズ
作画:ねむりひつじ
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孫は全力で守る存在
都合のいい時にしか連絡してこない上に、我が子の心配もしない娘は突き放す
それでいいのではないでしょうか。
ただ自宅に押し掛けられたりしても困るので、ミオちゃんが高校に入るタイミングなどで住民票を閲覧できない状態にして引っ越しするのはありだと思います。
娘はきっと将来相続が発生した時はミオちゃんに対して相続権を主張してくると思いますので、たとえば今のうちから遺言などで「本来なら自分が養育するべき子(ミオちゃん)を放棄し、被相続人(母)に経済的な負担を負わせた」とか「母の介護を放棄した」などの理由で相続人から排除するか、相続分からミオちゃんの養育費を差し引くなど対策はできないのでしょうか。
私も親のせい、なんて軽々しく決めつけるのはどうかと思います。もういい大人ですし、本人の意思や環境、対人関係で真面目にもクズにも変わりますよ。このお母さんはしっかりしてるほうでは?
娘は逆に厳しすぎてクズになった感ありますしね。