[22完]花泥棒|目の前で庭の花をブチッ!大切に育てたチューリップを千切った犯人はまさかのお隣さん

アイコンイメージ
前回のお話

かなさんは、小学5年生のさくらちゃんのお母さん。ある朝、大切に育てていたチューリップが何者かに切り取られていることに気づきます。同僚の言葉を思い出し、さくらちゃんの友達の大地くんや、チューリップに詳しいご近所の城坂さんを疑いますが、決定的な証拠は見つかりません。そんな中、残っていたチューリップまで切り取られてしまい、かなさんは防犯カメラを設置しようと提案します。しかし、さくらちゃんはなぜか反対。その様子から、かなさんは一瞬「犯人はさくらちゃん?」と疑いますが、実は数日前にハサミを持っていた海斗くんをかばおうとしていただけでした。ところが、それも誤解だったことが判明します。誤解が解けてほっとしたのも束の間、城坂さんが「防犯カメラに不審な人物が映っていた」と言い出します。かなさんとさくらちゃんが映像を確認すると、そこには大地くんと思われる人物が映り込んでいたのでした。大地くん本人に話を聞くと、2回目にチューリップを切ったのは自分だと言いました。どうやら、弟の海斗くんがチューリップを千切ってしまったと勘違いし、「別の花をつければ元に戻せる」と思って行動してしまったようです。犯人も見つかり一件落着かと思いきや、はじめにチューリップを千切った犯人が見つかっていないことを思い出し、かなさんは青ざめるのでした。

1話目から読む

大胆過ぎる犯行に開いた口が塞がらない

大地くんや他の人がチューリップを千切ったわけではないとしたら、一体誰がやったのでしょうか。もしかして、本当に不審な人物が家の近くをうろついているのかもしれない・・・。そう思うと、背筋がぞくりと冷たくなりました。

自宅に戻った私たちは、最初に花が盗られたチューリップをもう一度調べることにしました。「そういえばこっちのチューリップ、千切られてた」茎をよく見ると、大地くんがハサミで切り取ったチューリップは断面がきれいでしたが、最初に切り取られたほうは断面がボロボロになっています。それを見たさくらは「結構力いるんじゃない?茎太いし」と言いました。

確かに、あの太い茎を手で千切るにはかなりの力が必要です。だけど、そんなことをする大人なんて周りにはまったく心当たりがありません。ますます犯人が分からなくなり不安を募らせていると、お隣の横鳥さんがやってきて「今日は人が多いなぁ」と声をかけてきました。「あ、横鳥さん、こんにちは」そう挨拶しようとした、その時です。なんと横鳥さんは、うちのプランターに咲いていた花を、何のためらいもなくブチッと千切ったのです。

突然の出来事に、私たちは何が起きたのか理解できませんでした。「ななな、な!?」と混乱していると、その様子を見ていた城坂さんが「あらあらあらあら」と言いながらおもむろにスマホを取り出し、どこかへ電話をかけ始めました。

電話の相手は、横鳥さんの奥さんでした。「もしもしみっちゃん?うん、今すぐジィさん連れて出てきてくれない?」城坂さんはそう伝えて電話を切ると、私のほうへ振り返って言いました。「みっちゃんはね、私の60年来の友人なの。大丈夫よ、こっちは任せておいて」こんなに怒っている城坂さんを見るのは初めてです。・・・というか、城坂さんっていくつなの!?

奥さんにヘッドロックで連行された横鳥さんは、城坂さんと奥さんに囲まれて、こってり絞られていました。・・・きっとこの2人に任せておけば、再犯の心配はないでしょう。あんなに怯えていた犯人がまさかお隣さんだったとは、なんとも複雑な気持ちです。とはいえ、こうして我が家に再び平和が訪れてよかった。めでたし、めでたし。

まさか最初にチューリップを切り取った犯人が、お隣に住む横鳥さんだったとは驚きです。花があまりにもきれいで思わず欲しくなってしまう気持ちは分からなくもありませんが、人のお庭や敷地にある花を勝手に持ち帰ることは絶対にしてはいけません。大切に育てている人の気持ちを忘れず、ルールとマナーを守って楽しみたいですね。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

監修・校正:ママ広場編集部 編集:石野スズ
脚本・作画:めめ

最新のコメント
  • なんだったんだ? より

    窃盗犯がお隣・・・・・・

  • おいおい… より

    たくさん人がいるのに堂々としすぎ…
    他所でもやってるのかな?

この記事をSHAREする