[11]夫家族と遺産トラブル|非常識にもほどがある。遺産欲しさにわざわざ実家にまで押しかけてきた義家族

アイコンイメージ
前回のお話

昨年結婚し、実家の近くにマンションを借りて、夫ナオヤさんと幸せに暮らしていたシノブさん。しかしある日突然、父親が不慮の事故で帰らぬ人となってしまいます。残された母親とともに悲しみに暮れるシノブさんでしたが、ナオヤさんと義家族は「莫大な遺産が入るかもしれない」と目を輝かせていました。シノブさんの母親に資産がどのくらいあるかを遠回しに聞いてきたり、実家に母親1人だけで住むには広すぎると言ってきたりして、シノブさんはナオヤさんと義家族に不信感を抱くようになります。そんなある日のこと。仕事から帰ると、何の連絡もなく義両親が家に来ていました。すると驚くことに、義両親は「遺産を使って、みんなで住む家を建てない?」と耳を疑うような提案をしてきたのです。あまりにも非常識な言い分に反発するシノブさんでしたが、「生意気だ」「嫁に来た分際で」と口々に文句を言われ、悔しさのあまり涙が溢れました。ナオヤさんだけは味方になってくれると思っていましたが、どうやら彼も義両親側につく模様。誰のことも信じられなくなったシノブさんは、しばらくは幼馴染のミホさんの家で暮らすことにしたのでした。しかし、それでナオヤさんと義家族の気がおさまるはずもなく、なんとシノブさんの実家にやってきたのです。

1話目から読む

義家族の非常識な行動に開いた口が塞がらない

しばらくの間、ミホの家にお世話になることになった私。ですが、そんな穏やかな時間が長く続くはずもなく、私が家に帰らないことに腹を立てた義両親は、驚くことに私の実家へ押しかけてきたのです。

仕事を終え、慌ててミホの家に帰ると、そこには不安そうな表情を浮かべる母とプルプルと体を震わせるリラの姿がありました。「今日は何があったの?お母さんも大丈夫?」そう声をかけながら、私は急いで2人のもとへ駆け寄ります。

するとクミコおばちゃんが「シノブちゃん、私窓からこっそり動画も撮ったから見せるわね」そう言って、スマホで撮影した動画を見せてくれました。そこに映っていたのは、「いませんか~?」と大声で叫びながら、何度もインターホンを鳴らし続ける義家族の姿でした。

3人はいくら呼びかけても応答がないにもかかわらず、その場に居座り続けます。しまいには「自分の娘ぐらい、きちんと躾なさいよ~」「居留守じゃないの~?」と大声で母のことを非難し始めました。

突然実家に押しかけてきたうえに、そんな非常識な言動まで取るなんて信じられません。義家族の行動に驚いたクミコおばちゃんが「大声で騒いでいる人たちがいる」と警察に通報してくれたおかげで事なきを得ましたが、一歩間違えれば大きなトラブルになっていたかもしれない。

このままでは母とリラにも迷惑をかけてしまう。もう放っておくことはできないと思い、私はナオヤに電話をかけました。「明日、話があるから」そう伝えると、ナオヤはなぜか嬉しそうな声で「わかった!待ってる!」と答えました。もしかして、私が反省して戻ってくると思っているのでしょうか。そんなわけがないのに・・・呆れて言葉も出ませんでした。

遺産欲しさに、わざわざシノブさんの実家にまで押しかけるなんてあり得ませんね。葬儀の席で遺産の話をしていた時点で非常識だと思っていましたが、まさかここまでとは驚きです。

※この記事は過去に公開したものを再掲しています。

※ストーリーはフィクションです。 登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。 創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:船井秋 編集:石野スズ
作画:ポジョ

最新のコメント
  • 匿の名 より

    甲斐性のない夫に、他人の財産を値踏みする義家族。あさましい皮算用です。
    今だって分相応に生活できているのでしょう?
    きっと弁護士を入れても話が通じない人達でしょうから、離婚一択ではないかと思います。
    慰謝料がどうとか言われたら、実家に押しかけてきた画像や「嫁なら財産を…」といった言葉の記録を突き付けて追い返してほしいです。

  • はっちぃ より

    きっと義姉の言い分によれば、「やっと同居の覚悟を決めて一軒家を建てる資金を差し出す気になったのね!」とでも思っているのでしょう。きっと義家族揃って、候補の土地と建物の見積り持って乗り込んできますよ。こんなに話が通じない方たちに一人で立ち向かっちゃダメですよ。あちらが無関係と言っても構わないのでお友達とお友達のお母さんも同行して貰いましょう。お母さんじゃあの義家族「このままじゃ、シノブさん離婚されてしまいますよ!一軒家を建てる資金ポンと娘のためにポンと出してくれないと!躾が出来てませんよね!」とか謎発言しそう…

この記事をSHAREする