目からの紫外線が悪影響を与えることがあると聞いたけれど、子どもの目も紫外線対策をした方がいい?やるとしたら、どんな方法が効果的?今回はそんな疑問について、一児の母であり産業医勤務の経験もある、ミサクリニック六本木本院院長の寺井美佐栄先生にお話をお伺いしました。

子どもの目の紫外線対策は何歳から?
紫外線対策というと、日焼け止めや帽子などをイメージする方が多いのではないでしょうか。しかし実は、紫外線は肌だけでなく目にも影響を与えることが知られています。
近年は猛暑や紫外線量の増加が話題になることも多く、「子どもの目にも紫外線対策は必要なの?」「何歳頃から始めればいいの?」と疑問を持つ保護者の方も増えています。
私自身、美容皮膚科医として紫外線による健康への影響について日々お伝えしている一方で、2歳の子どもを育てる母親でもあります。今回は、子どもの目の紫外線対策について、保護者の方に知っておいていただきたいポイントを分かりやすく解説します。
子どもの頃の紫外線ダメージは蓄積する?
子どもは公園遊びや体育、遠足、スポーツなど、日常的に屋外で過ごす機会が多くあります。元気に外で遊ぶことは心身の発達にとって大切ですが、その一方で紫外線を浴びる時間も長くなります。
紫外線による影響は、必ずしもその場ですぐ症状として現れるとは限りません。長い年月をかけて少しずつ蓄積していくと考えられています。そのため、大人になってからの肌や目の健康を考えるうえでも、子どもの頃から紫外線対策を意識することは大切です。
また近年では、子どもの近視予防の観点からも屋外活動の重要性が注目されています。外遊びを控える必要はありませんが、帽子を活用するなど、紫外線から目を守る工夫を取り入れながら、安心して外遊びを楽しめる環境を整えてあげることが大切です。
紫外線は目にどのような影響を与える?
肌の日焼けは赤みやヒリヒリ感として分かりやすく現れますが、目へのダメージは気付きにくいことが少なくありません。
しかし、目も紫外線の影響を受けています。特に子どもの目は成長途中にあり、大人よりも光を通しやすいと考えられています。そのため、紫外線の影響を受けやすい可能性があります。
強い紫外線を浴びると、目の表面に炎症が起こり、充血や痛み、異物感などの症状が現れることがあります。例えば、夏の海や冬のスキー場で長時間過ごした後に「目がゴロゴロする」「まぶしくて目を開けにくい」といった症状を経験することがあります。
さらに、長期間にわたる紫外線の蓄積は、将来的な目の健康にも関係すると考えられています。白内障や瞼裂斑(けんれつはん)と呼ばれる、白目の一部が黄色っぽく盛り上がる変化などは、紫外線との関連が指摘されている代表的な例です。
もちろん、紫外線を浴びたから必ず病気になるわけではありません。しかし、将来の目の健康を守るためにも、子どものうちから予防を意識することは大切だと考えています。
家庭でできる目の紫外線対策
保護者の方にまずおすすめしたいのは、帽子の活用です。
つばのある帽子をかぶることで、目に入る紫外線を減らすことが期待できます。普段の通園や通学、公園遊びなどでも取り入れやすい方法です。
また、日差しが特に強い日は、木陰や屋内で休憩を挟みながら過ごすことも大切です。夢中になって遊んでいると、子どもは暑さや疲れに気付きにくいことがあります。適度に休憩を取りながら過ごすようにしましょう。
最近では、子ども向けのUVカット機能付きサングラスも販売されています。海や山など紫外線が強い環境で長時間過ごす場合には、選択肢のひとつになるでしょう。
ただし、サイズが合っていないとずれやすくなったり、視界の妨げになったりすることもあります。使用する際は、お子さまに合ったものを選ぶことが大切です。
UVカットコンタクトは子どもにも必要?
近年はUVカット機能を備えたコンタクトレンズもあります。
ただし、コンタクトレンズは正しく使用することが非常に重要です。お子さまの年齢や生活環境によって適しているかどうかは異なります。
そのため、「紫外線対策のためにコンタクトを始めた方がいい」と一概にはいえません。まずは帽子や日陰の活用など、日常生活の中で取り入れやすい対策を行うことがおすすめです。
コンタクトレンズの使用を検討する場合は、眼科で相談しながら進めると安心でしょう。
保護者の方へ
子どもの健康を守るための情報はたくさんありますが、紫外線対策も「完璧にやらなければ」と考えすぎる必要はありません。
帽子をかぶる、日陰を利用する、必要に応じてサングラスを活用するなど、できることから少しずつ取り入れるだけでも十分です。
私自身も子育て中の母親として、外遊びの大切さと紫外線対策の両立を意識しています。子どもたちには思い切り外で遊んでほしいからこそ、将来の健康につながる習慣を小さい頃から身につけていきたいものです。
肌だけでなく目の健康にも目を向けながら、お子さまが安心して外遊びを楽しめる環境づくりの参考になれば幸いです。
※記事作成時に生成AIを使用しています。
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