お茶も出さないのかと言ったくせに飲まずに帰宅

突然やって来た妙子さんに「夫に何か言ったでしょ!」と詰め寄られた私。でも、ここで怯んではいけない・・そう思い「事実しか伝えてません!」と言い切ります。しかし、「蒼は放っておいても育つけど龍ちゃんは繊細だから」と妙子さんが蒼ちゃんを蔑ろにする様子は変わらず、「龍太くんだけが大切なの?」と頭を抱えてしまいました。
妙子さんの言葉に反論しようと「でも!」と体を乗り出すと、「はぁ~大体なに?この家は客にお茶も出さないワケ!?」どっかりソファに座り込んだ妙子さんにそう言われ、「・・お茶淹れてきます」とイライラしながら立ち上がりました。

キッチンでお茶を淹れながら、「言い負かされそう・・落ち着け!」と自分自身に語り掛ける私でしたが、「でも、どうしたらいいの?このままじゃ蒼ちゃんが・・」なんとかならないものかと考え込みました。

そして、お茶とお菓子をトレイに乗せてリビングに戻るも、「・・あれ?・・いない」そう思っていると背後にスッと人影が。驚いてビクッとしてしまいました。

「お手洗い借りてただけよ」妙子さんに耳元でそう言われ、ゾワゾワしたものが背中を走るのを感じつつ、「どうぞ・・」とお茶を差し出すと、「ありがと」とさっきのソファにふんぞり返るスタイルで上からの物言い・・。

そして、「とーにーかーくー。うちにはうちの考え方があるの・・」眼鏡を光らせながらそう言う妙子さんに、「もう少し蒼ちゃんとも向き合ってみませんか?」と提案した私。「蒼ちゃんは何が好きなのか、もっと見てあげてください!」妙子さんに懇願する勢いでそう伝えるも、「余計なお世話よっ!」と出て行ってしまった妙子さん。リビングには口もつけられなかった淹れたてのお茶が湯気を立たせていました。
真衣さんの家に押しかけてまで「口出しをするな」と言いに来た妙子さん。親族の誰が見ても明らかな姉弟差別・・妙子さんがここまでする理由は一体何なのか、妙子さんの心の中に何やら根深いものを感じずにはいられませんよね。
※ストーリーはフィクションです。 登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。 創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:船井秋 編集:石野スズ
作画:藍川らづ
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