[25]残念な僕の母親|叔母の取材旅行についていく報告をすると、ちゃかり次はついていけないか画策する母

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前回のお話

素顔非公開の超人気マンガ家の緑乃トモヨシである知佳さんは、実は高校生のユウトくんの叔母。ユウトくんの母麻里さんと父宗太さんは、麻里さんが知佳さんの財産を狙ったことが原因で離婚し今は父子家庭。麻里さんの希望で月に一度面会はしているものの、お金の話題ばかりでうんざりしていました。そんなある日、緑乃トモヨシ宛の脅迫文が投函され、麻里さんの仕業だと考えたユウトくんはマンションの入り口を見張るように。でも犯人は別人で、麻里さんを疑ったことを後悔するユウトくんに、義母はもっと麻里さんと話すようアドバイスしました。その後、今までの自分の行いを詫び今後も緑乃トモヨシの正体は明かさないと誓った麻里さんにジュエリー販売員の仕事を紹介した宗太さん。元々アパレルの仕事をしていたと聞いた祖母が、映画ヒット記念パーティに出席する知佳さんの服を選んで欲しいと麻里さんに依頼。ユウトくんの心配をよそに「麻里はファッションに関してはプロだから大丈夫」と宗太さんが太鼓判。ユウトくんも宗太さんも、麻里さんが昔のように元気に笑って欲しいと願っていました。そしてパーティ当日。麻里さんが用意した衣装をイヤイヤ着る知佳さん。でもその姿は別人のように美しく、ユウトくんは麻里さんのコーディネートにも驚くばかり。知佳さんを迎えに来た担当さんも驚きの声をあげ、タクシーへと案内しパーティ会場に向かう知佳さんをみんなで見送りました。パーティでの知佳さんのコーディネートは大盛況、顔だしもありでは?と話題で持ち切りだったそうです。その後麻里さんは、宗太さんに紹介された店で働き始めました。ユウトくんとの面会も続いていますが以前と違い、互いの近状を楽しくやり取りしています。

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我が母親ながらほんと強いな、と思う

母が見立てた知佳さんの衣装は大好評!顔出しもOKなのでは?という話題で持ち切りになったようです。その後、母さんは父さんに紹介してもらったジュエリーショップで働き始めました。僕との面会も続いています。今日は母さんとの面会日。疲れながらも充実している様子の母さんへ僕も近状を報告します。知佳さんが漫画賞に選ばれることを伝えると、「またコーディネートが必要よね!?」と目を輝かせていました。

それから、「そういえば、取材とヒット御礼も兼ねて、今度知佳さんが僕たちも旅行に連れてってくれるんだ」と伝えると母さんが「いいじゃない。どこ行くの?」と言います。

僕が「タイのピピ島だって。次のシフォンの舞台、南の島になるみたい」と答えると「ビーチリゾート!」と母のテンションが上がりました。「いいわねぇ。その旅行、私もファッションコーディネーターとして行った方がよくない?いい写真、残せるわよ」とぐいぐいくる母をじろりと一瞥します。「母さん」

僕の態度にはっとして「じょ、冗談よ・・・まだ、そんなの無理よね」と冷や汗をかきつつも「でも次のイベントぐらいは・・・」とぶつぶつ言っていました。自分の母親ながら・・・ほんと強いな、この人。

「夏休みだから僕は行けるけど、父さんと康太さんは仕事だし。ユカさん、マナちゃんとおばあちゃん、あとはアシさんと担当さんで行くんだよ」呆れつつ旅行のメンバーを告げれば、母がニカッと笑ながら「まぁ、私も仕事あるしね・・・。気を付けて行ってきて。お土産はよろしく~」と言いました。

そんな会話ができるようになって、嬉しくなりながら、「わかった、約束する」と言うと、「ユウト、ありがとう!」と母も笑ってくれました。

ちゃっかり次の旅行に付いていこうとする麻里さんのバイタリティは相変わらずですね。ですが、こんな『親子』の会話を笑顔で楽しめるようになったのは、二人にとってとても嬉しい変化ですよね。

※ストーリーはフィクションです。 登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。 創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:船井秋 編集:石野スズ
作画:ねむりひつじ

最新のコメント
  • さくらもち より

    千佳さんまさかの美女に大変身❗
    まりもお仕事を楽しみながらがんばってるようで何より

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