[10]最上級の離婚|義実家で息子の将来について協力する話が出たことに、密かにガッツポーズを決める

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前回のお話

凛さんは、夫の春樹さんと3歳の息子ケイタくんと暮らすお母さん。子育てしながら技術営業として働いている理系女子です。ある日洗濯物の中に見覚えのない春樹さんの下着が。さらに挙動不審な態度をとる春樹さんを見て浮気を疑い始めた凛さん。母親に相談しますが「金銭面で苦労すると思うから冷静に考えた方がいい」と言われて熟考し、自分とケイタくんに絶対的に有利な条件を整えたうえで離婚する長期計画を立てました。早速春樹さんから浮気の自白を取ることに成功した凛さんは、翌日幼馴染の奈々子さんとカラオケでストレスを発散します。事情を聞いた奈々子さんから、会社に密告する案を提案されるも、「春樹の給料が減って養育費に影響が出るかも」と先を見越した凛さんは即却下します。奈々子さんは、「凜は昔から理屈っぽくて極端な性格」だと言った後、小学生の頃から変わらない緻密さを認め、協力を申し出てくれました。実家に戻るとケイタくんを預かってくれていた母親から、春樹さんの様子を聞かれます。未だ完全に別れていないと伝えると「あなたは大丈夫なの?」と心配されましが、「計画通り進んでるって感じでワクワクしてる!」と答えると「我が娘ながら強いわね」と苦笑されました。凜さんは浮気の自白後、今後のために春樹さんの動向を日記に残し、支出もチェックをしていました。ある日、春樹さんから取引先に泊まりでゴルフに誘われているため、行ってもいいかと聞かれます。義母の誕生日について「任せる」という春樹さんに呆れつつ、凜さんは笑顔で春樹さんの申し出を承諾しました。

1話目から読む

奨学金返済で苦労した思いは絶対にさせたくない

春樹から浮気の自白を得たあと、私は日記を付けて彼の動向に育児放棄のメモも付けて記録しています。もちろん支出もチェック済み。春樹は改心する様子もなく、家庭と不倫も楽しむ方向でいこうとしているようです。ある日、春樹から来週の休みに取引先の人に泊まりのゴルフに誘われたと言われました。私は表面上はにこやかに承知し、ついでに義母の誕生日が近いから義実家へお祝いに行くことを告げました。ここからが本番です。

「こんにちは、お邪魔します」「こんちわー!」休みの日に義実家を訪ねた私とケイタを、義母はにこやかに迎えてくれました。「いらっしゃい、凛ちゃん、ケイちゃん」

さっそく誕生日プレゼントを渡します。「お義母さん、お誕生日おめでとうございます」「ばぁば、あげる~」義母はとても嬉しそうに「まぁ2人とも、ありがとう」と受け取ってくれました。

リビングに向かうと、義父から「春樹は休みの日も仕事なのか」と聞かれます。私は申し訳なさそうに「取引先の方とゴルフみたいです。すみません」と答えました。義父が「凛さんが謝ることじゃないだろう。まぁ、男は仕事優先になるのは仕方ないことだしな」と言い、私も「はい。これからケイタの学費もかかるし、春樹にはがんばってもらわないと!」と答えました。

「私自身、奨学金で大学出て、結構返済には苦労したので・・・ケイタには、絶対に同じ思いをさせたくないんです」私の思いを聞いた義父が「凛さんは自分で返済したそうだね。とても立派だと思う」と答えてくれました。「ありがとうございます」と返します。

義母も「ケイちゃんは私たちにとっても大切な孫よ。私たちだって協力するわ。ねぇ、あなた」と言ってくれました。「もちろんだ。ケイタにできることは、何でもするつもりだよ」と言ってくれたことに「ありがとうございます」と感謝をしながら、密かにガッツポーズをしました。

お義父さんもお義母さんも、春樹さんのご両親とは思えないくらい、優しくてしっかりしたご両親ですね。ケイタくんの将来についてもしっかりと考えてくれて、凛さんも心強いですね。

※税金・贈与に関する内容は一般的な参考情報です。実際の取扱いは状況により異なるため、詳細は税理士等の専門家へご相談ください。

※ストーリーはフィクションです。 登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。 創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:船井秋 編集:石野スズ
作画:YUKA

最新のコメント
  • ひいらぎ より

    義両親を味方につけとくのは賢いやり方だと思うけど、いざ離婚となったら息子可愛さのあまり掌返しされる可能性もあると思うのだが。

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