溶連菌感染症ってどんな病気?風邪と似ているというけれど、見分け方はある?治療中に気を付けたほうがいいことは?そんな疑問について、泉佐野あだちクリニック院長の安達晋吾先生にお答えいただきました。

お子さんが「のどが痛い」「熱が出た」と言うと、「風邪かな?」と考える方が多いですよね。
でも中には、風邪とは少し違う「溶連菌感染症」という病気が隠れていることがあります。
「聞いたことはあるけど、よく知らない」
そんな保護者の方も多いのではないでしょうか。
今回は、子どもに多い溶連菌感染症について、できるだけわかりやすくお伝えします。
溶連菌感染症ってどんな病気?
溶連菌感染症は、「溶血性連鎖球菌(ようけつせいれんさきゅうきん)」という細菌による感染症です。名前は難しいですが、簡単にいうと「のどにばい菌がついて炎症を起こす病気」です。
特に3歳〜学童期のお子さんに多いのが特徴です。
また、「猩紅熱(しょうこうねつ)」と呼ばれることもあり、これは体に発疹(ぶつぶつ)が出るタイプを指します。
どんな症状が出るの?
よく見られる症状は次のようなものです。
・突然の発熱
・のどの強い痛み
・赤く腫れたのど
・いちごのようにブツブツした舌(いちご舌)
・体や首まわりの細かい発疹
・首のリンパの腫れ
「のどがすごく痛い」と訴えることが多いのも特徴です。
一方で、咳や鼻水はあまり目立たないことが多く、ここが風邪との違いになります。
風邪とどう違うの?
風邪と溶連菌感染症は、最初は似ていることもありますが、いくつか見分けるポイントがあります。
○溶連菌は「のどの痛みが強い」
○咳や鼻水は少なめ
○発疹が出ることがある
○急に高い熱が出ることが多い
また、診察では医師がのどの様子を確認します。
のどが赤く強く腫れていたり、扁桃(へんとう)に白い膿のようなものが付いている場合は、溶連菌を疑う手がかりになります。
ただし、これだけで完全に見分けるのは難しいため、最終的には医療機関での検査が大切です。
病院では、のどを綿棒でぬぐう「迅速検査」を行い、10分程度で結果がわかることが多いです。
![ママ広場 [mamahiroba]](https://mamahiroba.com/wp-content/themes/mamahiroba-2024/images/common/logo.webp)
