あの時のママ友の気持ちがやっと分かった

シートベルトの一件でユウタくんママと疎遠になってしまった私でしたが、ある日保育園でユウタくんが骨折したとうわさを聞いて驚きます。どうやら、家族で車でお出かけをしている最中に急ブレーキがかかり、シートベルトをしていなかったユウタくんは、前の座席に勢いよくぶつかってしまったそうです。大事には至らなかったのでよかったですが、シートベルトをしていたら防げた事故だと思うと複雑な気持ちになりました。
ユウタくんの骨折も無事に治り、ようやくいつもの日常が戻ってきた頃のこと。ある日、ユウタくんママは友達に頼まれて、公園まで一緒に車で送っていくことになりました。骨折の一件以来、ユウタくんママは安全への意識を改めて、シートベルトを欠かさず着けるようになっていました。

子どもたちをジュニアシートに座らせて、「じゃあ出発するよ~いいかな」と声をかけたその時、タクマくんが「これやだ!はずす!」と言って、シートベルトを外してしまいました。

タクマくんにもう一度シートベルトを付けさせようと、お母さんに声をかけようとするも「苦しいよね~まいっか、気をつけなさいよ」と軽く流すだけ。思わずユウタくんママが「えぇ・・・」と声を漏らすと、今度は「ダメなの?」と不思議そうに聞いてきます。シートベルト未着用で怖い思いを経験したばかりのユウタくんママは、心の中で「ダメなの?って、ダメでしょ!?」とツッコミを入れました。

タクマくんママの姿を見て、ユウタくんママは、ふと昔の自分を思い出しました。「いや、私もこんなだった・・・あの時のカイトくんママってこんな気持ちだったんだ」過去の自分と、今目の前にいるタクマくんママの姿が重なります。

ユウタくんママは、「シートベルトを付けないなら乗せられない」ときっぱり断った空くんママの姿も思い出しました。あの時の言葉は厳しく感じたけど、ユウタくんと自分の命を守るためだったんだ。空くんママもまた、シートベルトの大切さを必死に伝えようとしてくれていたのだと、今ならはっきり分かります。

ユウタくんママは、タクマくんママをまっすぐ見つめると「危ないから、シートベルトしないと乗せられないよ」と、迷いのない声でキッパリ伝えました。
子どもが怪我をして、はじめてシートベルトの大切さに気づいたユウタくんママ。カイトくんママや空くんママとは疎遠になってしまいましたが、時間が経った今、2人がどんな思いで必死にシートベルトをさせようとしてくれていたのか、ようやく理解できましたね。子どもを守れるのは大人だけです。「もし、あの時シートベルトをしていたら」そんな後悔をしないためにも、シートベルトは必ず着用しなければなりません。
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:めめ
![ママ広場 [mamahiroba]](https://mamahiroba.com/wp-content/themes/mamahiroba-2024/images/common/logo.webp)

自分の言動を反省したらしいけど、カイトくんママと空くんママには謝ったの?