[7]残念な僕の母親|連日不審な態度を取る母親に、もう会いにこないで欲しいと伝える

アイコンイメージ
前回のお話

高級マンションのペントハウスで暮らす、素顔非公開の超人気マンガ家知佳さんを叔母に持つ高校生のユウトくん。知佳さんが有名なマンガ家『緑乃トモヨシ』だと知らなかったユウトくんの母親麻里さんは、知佳さんをオタクだといつもバカにしていて、義母の持ち物だとばかり思っていたペントハウスを乗っ取りたいと考えていました。ワガママで図々しい麻里さんの言動が積み重なった末、とうとう両親は離婚。ユウトくんは父親宗太さんについて行くことに。麻里さんの希望で月に一度顔を合わせてはいるものの図々しい態度は健在で、いまだに知佳さんの近況を聞き出そうとしてくる麻里さんにユウトくんは嫌気が差します。それと同時に、青野家にやっと訪れた平和な日常が、再び麻里さんが関わることで崩れてしまったらどうしようと、不安に襲われます。ユウトくんは幼い頃の記憶を思い出しし、昔優しかった麻里さんの姿に、寂しい気持ちになったのでした。翌日、千佳さんのマンションに向かうと、入り口で不振な動きをする母の姿が。声をかけると慌てて去っていく母の後ろ姿に、次のターゲットが祖母になったのでは?と呆れます。ユカさんの協力により、母がマンション入り口で郵便や荷物をチェックしていることが分かりました。そこから、もうすぐ公開する映画のプレミアム試写会のチケットが目当てなのではと推測します。

1話目から読む

理由を聞いても答えない母親に募る不信感

数日後、ユカさんが郵便や荷物をチェックしている母さんの写真を見せてくれました。明らかに不振な態度に、近々公開する名探偵シフォンのプレミアム試写会のチケットが目当てなのでは、とユカさんが言いました。母さんはゲスト声優として映画に出ている俳優のファンのようです。

翌日、またもやマンションの前にうろつく母さんへ、僕は呆れながら声をかけました。「母さん、本当に何やってるの」「ユ、ユウト」母さんが冷や汗をかきながら僕を見ます。

その途端、近くの茂みからユカさんが飛び出してきました。「緑乃先生の迷惑になることは、この名探偵ユカが許しません!」びっくりした母さんが「ちょ、ちょっと何よ」と声をあげます。ユカさんの目は、マジでした。

とりあえず近所のカフェに移動し、「母さんは毎日何しに来てるんだよ」と問いつめます。しかし母さんは「別に」とかわしてしまい、こちらの質問へ答える気はないようです。

そこでユカさんが「あなたが会いたいのは、ズバリこの人ですね!」と、以前言っていたゲスト声優として映画に参加している、母さんの好きな俳優の写真を見せます。しかし母は「は?何それ?」ときょとんとした顔になりました。

「あれ、違った?」ユカさんが言うと「意味わかんない、オタク気持ちわる~」と返します。ユカさんの推理は外れたようですが、母さんがおかしな行動をしているのに変わりはありません。僕は意を決して「母さん、本当に恥ずかしいからやめてくれ。もう俺にも会いに来ないで」と言いました。

麻里さんの目的は目当ての俳優が参加するプレミアム試写会のチケットではなかったようですね。とはいえ、不審な動きをしていることは事実です。これにはユウトくんも呆れてしまいますね。

※ストーリーはフィクションです。 登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。 創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:船井秋 編集:石野スズ
作画:ねむりひつじ

最新のコメント
  • トクメイ より

    ちょっと空回りしてるユカさんは引っ込んでてもらえるかな?

  • 相良響矢 より

    新しいオトコかな?

この記事をSHAREする