[11]夫は妹至上主義|どっちを選ぶの?妻と妹の板挟みに耐えられなくなった夫は、窓の外を眺めて現実逃避

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前回のお話

ユキノさんは、事あるごとに年の離れた妹カオルさんを優先する夫シンジさんに不満を抱えていました。交際を始める際に「家族優先になる」と聞いており、納得した上で恋人同士になったユキノさんでしたが、記念日もクリスマスイブも後回しにされ不満は募るばかり。それでも好きな気持ちが大きかったユキノさんは、カオルさんの結婚を見届けた後にシンジさんと結婚し、後に息子ケンシンくんを授かりました。結婚後のシンジさんは、カオルさんを優先することなく家族を第一に考えてくれ、ユキノさんはほっと一安心。しかしそんな時間も長くは続かず、カオルさんの離婚とともに幸せな日々は音を立てて崩れていきます。シンジさんはシングルマザーになったカオルさんを支えたいと、家族そっちのけで頻繫に会いに行くように。ケンシンくんとタイガくんの運動会が重なると、寂しい思いをさせたくないと迷わずタイガくんを優先します。そんなシンジさんに苛立ちを覚えたユキノさんが「ケンシンのこと一番に考えて」と伝えると、分かってくれたのかケンシンくんを遊園地に連れて行くと言ってくれました。しかし驚くことに、カオルさんとタイガくんも遊園地に行くと言い出し、ユキノさんはついでに自分とケンシンくんを連れてきたのだと理解します。しかもタイガくんはシンジさんと2人で遊ぶ気満々。自分の子どもよりカオルさんの子どもを優先するシンジさんに、ユキノさんは苛立ちを隠せません。

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妹の息子を優先する夫に睨みを利かせる

カオルさんたちとの約束のついでに、私とケンシンを遊園地へ誘ったシンジ。それだけでも十分身勝手なのに、今度はタイガ君と2人で遊ぶ約束をして、ケンシンを仲間外れにしようとします。実の子どもよりも妹の子どもを優先して、それがケンシンをどれほど傷つけるのか考えないのでしょうか。

私は駄々をこねるタイガ君に「今日はシンジおじさんはタイガ君と遊べないのよ、ケンシンと今日はいっぱい遊ぶって約束してたから」と、やんわり言い聞かせると、「・・・ねぇ?」とシンジを鋭くにらみつけました。

シンジはしどろもどろになりながら、「ん・・・あぁ、そうだな、でもタイガとも遊ぶからな~」と、あくまで中立の立場を取ろうとします。するとカオルさんが、「もう!ユキノさんってば意地悪~今日はお兄ちゃんをタイガに貸してくださいよ」と、まるで私が悪者かのように言ってきました。

私はふつふつと湧き上がる怒りを必死に抑えながら、「でもケンシンも楽しみにしていたので・・・ねぇシンジ」と笑顔で念押し。ところがシンジは現実から目を背けるように、「ん?うん、いや~渋滞かな~」と必死に話題をそらします。するとカオルさんが「お兄ちゃん・・・」とシンジに声をかけました。

カオルさんは突然目に涙を浮かべると、「やっぱり私たちみたいにお父さんがいない悲しさとかは、ユキノさんにはわからないよ・・・タイガがどれだけ寂しい思いをしているのか・・・」と、しおしおとした様子で言いました。悲しそうな顔をするカオルさんを見たシンジは、「カオル・・・」とはっとした表情を浮かべます。

カオルさんの嘘泣きにまんまと引っかかったシンジは「ユキノ!タイガに言いすぎ!俺はタイガともケンシンとも遊ぶから、それでいいだろ?子どもの前だしこの話は終わり」そう言って、強引に話を打ち切りました。

カオルさんの嘘泣きにいとも簡単に引っかかってしまうなんて、シンジさんは一体どこまで妹に甘いのでしょうか。シングルマザーで大変なのは理解できますが、あからさまに嫌な態度を取られてしまうと、その立場を盾にしているのではないかと思ってしまいますよね。

※この記事は過去に公開したものを再掲しています。

※ストーリーはフィクションです。 登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。 創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:まりお

最新のコメント
  • りん より

    妹が離婚した理由がわかるわ…

  • ナン より

    カオルよ、お前離婚した身だろ!
    シングルマザーとか言うのは自由だけど、人のダンナを勝手に使ってること、少しは自覚しろよ。
    あとクズ夫、いい加減目を覚ませ!
    離婚されて慰謝料やら養育費払う気があるならいいけど。

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