[34]実母が嫁いびり義母になっていた|男尊女卑の伝統を踏襲しようとする娘の婚約者に待ったをかける

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前回のお話

彼氏の隆明さんからプロポーズを受け婚約したカオリさんは、家族への報告のために訪れた実家で自分の母親が嫁いびりをしていることを知りショックを受けます。実家に同居する義姉のみずほさんは高校時代の部活の先輩。母親に抗議するも聞く耳を持たず、兄の憲一さんも見て見ぬふり。優しかった母親の変わり果てた姿にショックを受けたカオリさんが、従姉で同じ部活だったよっちゃんに相談すると、カオリさんの母親が姑から酷くいびられ一人で耐えてきた過去を話してくれました。カオリさんは嫁いびりの連鎖を断ち切ることを決意して作戦を練りました。結婚の挨拶が無事終わり食事をすることなるも、淡々と食事の準備を進めるみずほさん。その様子を見ていた隆明さんは「伝統ですか?これならうちの母も喜ぶ」と意味深な言葉を口にすると、おもむろに巻物のようなものを取り出し、伊藤家に伝わる妻の5か条を読み上げます。男尊女卑極まりない5か条の内容と「お義母さんの嫁のしつけが完璧」だと言う隆明さんの言葉を聞き父親が動揺していると、叔母がこれまで繰り返されてきたいびりと見て見ぬふりの過去を暴露。そして「だからこの家が大っ嫌い!」とうんざりするように言いました。

1話目から読む

娘が被害を被るのは避けたい

隆明が取り出した「妻の5か条」から、千恵おばちゃんの実家に伝わる、いびりと見て見ぬふりの悪しき連鎖のことを知った私。「義母にいびられ嫁をいびり、また娘もいびられる・・だからこの家大っ嫌いなのよ・」とうんざりしたように千恵おばちゃんが言いました。

その後、一同が集まるもしんと静まった部屋の中。誰も口を開く者はいませんでした。

「隆明さん・・私、こんなの無理だよ」俯きながら私がそう言うと、「大丈夫だよ。みずほさんだって頑張ってるんだから!」と励ますように隆明が言いました。

すると、「た、隆明君・・ちょっと誤解があるようだ。一度話し合おう」父が慌ててそう言うも、「でも、これが我が家の伝統なので・・」とどこかで聞いたような言葉をサラリと言う隆明。

そんな2人のやりとりを聞いていた母の口から「・・ちなさい」と小さな声で何か呟くのが聞こえました。

「え?」私が何事かと思って母の方を見ると、突然ダンッ!!と母がテーブルを叩き、

「待ちなさい!!」
今度はその場にいる全員に聞こえるほどの大きな声で、そう言ったのでした。

これまで繰り返されて来た実家での悪しき習慣。義母から母、そして母からみずほ先輩へと繰り返されてきたいびじりの事実。そして次は娘であるカオリさんがいびられると知ったとき、母親は何を思うのでしょうか。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:船井 秋 編集:石野スズ
作画:dechi

最新のコメント
  • tama より

    0.5%くらい策略に気付いて謝る可能性があると思ってる。まぁ、ほぼほぼダブスタ発言だと思うけど。

  • ていく より

    母、他人を糾弾する前に、まずは嫁に土下座して詫び入れろ。
    話はそれからだ。

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