[18]シール交換トラブル|ただ寂しかっただけ。帰ればいつも家にいて話を聞いてくれるよその母親に憧れていた友達

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前回のお話

空前のシールブームが到来。由依さんの娘あいちゃんは、大人気のうるうるシールが手に入らなくても友達とシール交換を楽しんでいました。友達のまりあちゃんは、母親のあやかさんが熱心に集めてくれたおかげでうるうるシールをたくさん持っていましたが、まりあちゃん本人はシール集めよりもお母さんと過ごす時間を望んでいました。ある週末、いつものようにシール探しに駆り出されたまりあちゃんでしたが、列に並んでいる途中でお腹を下してしまったのが原因で新作のシールが買えませんでした。そんな中、由依さんは偶然立ち寄った先で運よく新作のシールをゲット。外に持ち出さないことを条件にあいちゃんにシールを渡します。念願のうるうるシールを手に入れたあいちゃんでしたが、友達に自慢するため由依さんとの約束を破って外に持ち出し、せっかく買ってもらったシールを落としてしまいます。それを拾ったまりあちゃんは、黙って自分の物だと偽り、あいちゃんにシール交換を持ちかけました。実はまりあちゃんがシールと交換したのはあいちゃんの家の鍵。夜遅くまでお母さんが帰ってこないのが嫌で、家を交換してもらったと言います。それを聞いた由依さんは顔面蒼白。あいちゃんを探しに行こうとしたその時、まりあちゃんのお母さんがやってきました。

1話目から読む

シールは自分の物ではないと告白

まりあちゃんがシールと交換したのは、なんとうちの家の鍵でした。お母さんが19時まで帰ってこないのが嫌で、家を交換したと言います。しかしシールと鍵の交換なので、あいはまりあちゃんの家に入ることはできません。あいを探さなければと慌てていると、ちょうどまりあちゃんのお母さんが訪ねてきて、あいの居場所を問いただしました。

まりあちゃんからあいの居場所を聞き出した私は、急いでいつもの公園へ向かいました。そこには、ひとりでブランコに揺られるあいの姿が。「あい!」と声をかけると、あいはハッと顔を上げ、驚いたように「・・・お母さん!」と言いました。

無事な姿に胸をなでおろした私は、安心した反動で「何時だと思ってるの!」とあいを叱ります。あいはうつむき、「ごめんなさい」と素直に謝ってくれました。するとあやかさんが、「まりあが何かしたんじゃないの?どうしてあいちゃんの家に居たの?」と、まりあちゃんを問いただします。その言葉を聞いたあいは慌てて立ち上がると、「違うの!」と、まりあちゃんをかばいました。

あいは、約束を破ってうるうるシールを外に持ち出して無くしてしまったこと、そして困っていた自分にまりあちゃんがシールをくれたことを話してくれました。「シールって、もしかしてこの間の?」そうたずねると、あいは小さくうなずき、「ごめんなさい」と謝りました。

「だからまりあちゃんは悪くないの!お母さんがたくさん話を聞いてくれるのいいなぁっていつも言ってたから、じゃあ今日代わろうって鍵と交換して・・・」あいはそう言って、まりあちゃんから貰ったシールをあやかさんに返そうとします。あやかさんは、あいが持っているシールを見て「そのシール・・・」とつぶやきました。

するとまりあちゃんが、「違うの・・・このシール、あいちゃんのなの、あいちゃんが落としたやつなのぉ」と言って、ポロポロと涙を流しました。

まりあちゃんは、お母さんがなかなか帰ってこない寂しさから、友達の家の鍵とシールを交換するという行動に出てしまったのでしょう。家に帰れば迎えてくれて、休みの日には話を聞き、一緒にお菓子作りをしてくれる・・・そんなお母さんへの憧れがあったのだと思います。まりあちゃんは、ただ寂しかっただけだったんですね。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

監修・校正:ママ広場編集部 編集:石野スズ
脚本・作画:めめ

最新のコメント
  • めだか より

    ここで正直になれたのは良かった。
    気持ちちゃんと話すよね?
    母親も仕事終わったら、購入しに行くではなく子供との時間を優先してくれるかな。
    でも子供を1人で外に居させたのは罪深いな。
    家の鍵と交換て…
    自分は安全地帯にいるけど、相手は外で長時間の予定だったよね。
    子供友達を巻き込んでるから、家ならここで叱るだけで済まないな…どうしたもんかね。

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