玄関先にいたのは娘ではなくお友達

自分のカバンにうるうるシールが入っていないことに気づいたあいは、思い当たる場所を一つずつ探します。しかし、シールは一向に見つかりません。不安と後悔で泣きそうになっていると、まりあちゃんから「私も同じシール持ってるよ・・・ねぇあいちゃん、シール交換しよ?」と声をかけられたのでした。
その頃の私はというと、自宅であいの帰りを待っていました。17時頃、ガチャッと玄関が開く音がしたので、てっきりあいだと思い「おかえりー!」と声をかけます。しかし、玄関に立っていたのはあいではなく、お友達のまりあちゃんでした。

てっきりあいも一緒に帰ってきたのだと思いましたが、姿がありません。「1人?どうしたの?あいは?」とたずねると、まりあちゃんは落ち着いた様子で、「あいちゃん今ちょっとお腹痛くなっちゃって友達の家にいるの、もう少ししてから帰るって先に伝えにきたの」と親切に教えてくれました。

「そうなんだ!わざわざごめんね~誰のお家かな?迎えに行った方がいいよね」そう聞くと、まりあちゃんは「たかこちゃんち、でもお母さんが送ってくれるって」と答えます。私は、あいが帰ってくるまでまりあちゃんと一緒に家で待つことにしました。

「お茶とジュースどっちがいい?美味しいチョコもあるんだよ、他にも・・・あ、でも晩ご飯入らなくなっちゃうかな」いつもの癖で、あれこれ世話を焼きそうになりましたが時間が時間。晩ご飯のことを考えてジュースを引っ込めようとすると、まりあちゃんは「あいちゃんのママ優しい」と楽しそうに笑いました。

そんなことをしているうちに、時刻は17時過ぎ。いつもなら家に帰って来ている時間なので、少し心配になってしまいます。時計を見ながら「あい遅いね、電話してみた方がいいかな」とつぶやくも、まりあちゃんに「でもたかこちゃんのお母さんも一緒だし、大丈夫じゃない?」と言われ、もう少し待つことにしました。
さっきまであいちゃんと一緒だったはずなのに、家に来たのはまりあちゃんだけ。しかも、「あいちゃんがお腹痛くなって、まだ友達の家にいる」という嘘までついて・・・まりあちゃんは一体何を考えているのでしょうか。
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
監修・校正:ママ広場編集部 編集:石野スズ
脚本・作画:めめ
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