「顔を立てると思ってデートしてくれ」と頼んだのは私

サークル仲間たちとのごはん会で「サユリちゃんのこと本気なんだけど、協力してくれない?」とタクマさんに言われ断れなかった私。「それでこそアユ!」と頭を撫でられていた姿をサユリは見ていたのでした。
帰り道。
「ごめんねサユリ。うるさいやつらばっかでさ~」私がそう言うと、「ぜんぜん!楽しかったよ~!」と答えるサユリに「ハハ、良かった」と言った後、「・・あのさ、サユリ。タクマさんのこと、どう思う?」とたずねました。「どうって・・」と突然の言葉に戸惑うサユリ。

「どうもなにも思わないよ?」と言われ、「でもさ、タクマさんがサユリのこと気に入ってるみたいでさー」私の言葉に、サユリは「・・だって、アユはタクマのことが好きなんじゃないの?」とまっすぐな目で言います。

「・・ん~・・でもさぁ、タクマさんが誰を選ぶかは自由じゃん?」「でも・・!」サユリが否定するのを遮って「お願い!わたしの顔を立てると思ってさ!1回!1回でいいから遊びに行ってよ」と頼み込む私に、

「アユがそれでいいなら・・」と静かに答えたサユリ。「いいよいいよありがとーっ!」これでタクマさんとの約束も果たせたと思っていました。
それから間もなくして、2人が付き合い始めたとタクマさんから喜びの報告がありました。サユリからは特に何も連絡はありませんでした。

それから数か月後のこと。
「アユー!」そう言ってやって来たサユリに、「おーっ!今日はタクマさんと一緒じゃないんだねー?」私がそう声をかけると、「そんないつも一緒にいないよ~」と答えるサユリは、タクマさんと付き合い出したにも関わらず、わたしといる時間は何も変わっていませんでした。

「え~。ラブラブなくせに~」私がそう言うと、「私はアユが一番だもん!」と言い切るサユリ。「ワハハなんだそれ」と受け流していた私は、2人が一緒にいるのを見なくて済みちょっとホッとしていたのでした。
「ていうかさ!今度2人で旅行行かない?」サユリに提案され驚いていると、「海も近いし!ここのロッジ内装もかわいいんだって~」とパンフレットを見せてくれました。

サユリの言う通り素敵なロッジの内装に思わず見入る私。すると、「あ、あとね!選べるBGMの中にアユの好きなアーティストがいっぱいあって~」とサユリが言い、「なに!?行こう!ぜひ!」私がそう言うと、「やったー!」とサユリは満面の笑みを浮かべるのでした。
サークル仲間とのごはん会で、サユリさんと付き合えるよう協力を求められたアユさん。タクマさんのお願いだからとサユリさんにデートを持ち掛けて頼み込むも、付き合い始めたと聞いたら心穏やかではいられませんよね。
※ストーリーはフィクションです。 登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。 創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:コハダさんさん
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サユリはアユが好きなんだな。
サユリを応援してたのも本当だろうけど、男にアユをとられるのも嫌なのかも
タクマとの間でどういういきさつで付き合う事になったのか、裏がありそう
アユは、本当はサユリのことが好きなのかも。。