[12]シール交換トラブル|自分のせいで買えなかったレアシール。返すべきだと分かっていながらカバンに忍ばせる

アイコンイメージ
前回のお話

空前のシールブーム到来。中でもうるうるシールは人気爆増で今やどこも品薄状態。プクッとした見た目が可愛いと、欲しがる人が一気に増えたことですっかりレアアイテムになっているそう。由依さんの小学生3年生の娘あいちゃんも、そんなうるうるシールに夢中。学校帰りに集まってはシール帳を広げ、お友達のまりあちゃんたちと一緒にシール交換を楽しんでいました。まりあちゃんの母あやかさんは、1人で留守番するまりあちゃんにシールをプレゼントした際にとても喜んでくれたのがきっかけで、仕事終わりや休日を問わずシール集めに熱中するようになります。しかし、まりあちゃんは本当はシール集めなどせずお母さんとゆっくり話したい様子。だけど、あやかさんがシール集めに躍起になっているのは自分を喜ばせるためだと思うと、何も言えなくなってしまうのでした。とある週末、いつものようにシール探しに駆り出されたまりあちゃん。しかし、シールを買う列に並んでいる途中、まりあちゃんはお腹が痛くなりトイレに行ったためにお母さんは新作のうるうるシールが買えませんでした。まりあちゃんは「もう帰りたい」と本音をこぼしますが、お母さんにその声は届かず、強引に次のシール売り場まで連れて行かれてしまうのでした。翌日、あいちゃんはお母さんが買ってきてくれたうるうるシールを早速みんなに自慢します。すると友達の1人が「見たい」と言い出したので、学校が終わってから公園に集まってシールをお披露目することにしました。

1話目から読む

自分のせいで買えなかったレアシールが目の前に!

私と「うるうるシールは外にそのまま持って行かない」と約束していたにもかかわらず、友達に見せたい一心で、その約束を破ってシールを持ち出してしまったあい。失くしたり、どこかに落としてしまわなければいいのですが・・・。

公園に集まると、さっそく新作のうるうるシール鑑賞会が始まりました。「かわいいー!」「いいなぁ、すごーい!」友達から羨ましがられ、あいはどこか誇らしげに微笑みます。そんな中、まりあちゃんだけは言葉を発さず、無表情のまま新作のうるうるシールを見つめていました。

すると友達の1人が、「ねぇ、シール交換しようよ~」とシール帳を広げます。しかし、あいが「うるうるシール以外ならいいよ、これはまだダメ」と答えると、友達は肩を落として「えーこれが一番欲しいのに」と残念そうにつぶやきました。

シール交換で盛り上がっていると、たかこちゃんのお母さんが「おーい、家で遊んだら?」と子どもたちを呼びに来ました。「え、うちで遊んでもいいの?みんな行こう」そのひと言を合図に、友達はぞろぞろと家のほうへ向かいます。あいも慌てて後を追いましたが、その拍子に新作のうるうるシールがカバンからするりと落ちてしまいました。

まりあちゃんは、あいが落としたうるうるシールをそっと拾い上げると「新作のうるうるシール、ママが欲しがってたやつ・・・私のせいで買えなかったレアなシール」そうつぶやきながら、じーっと見つめます。

その場で考え込んだあと、まりあちゃんはあいに声をかけることなく、新作のうるうるシールをそっと自分のカバンにしまったのでした。

あいちゃんに「落としたよ」と声をかけることもせず、彼女が落としたシールを静かに自分のカバンへ入れてしまったまりあちゃん。いくらお母さんが欲しがっていたとはいえ、人のものを盗るのはやってはいけないことだと分かっているはず。まりあちゃんは、新作のうるうるシールをどうするつもりなのでしょうか。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

監修・校正:ママ広場編集部 編集:石野スズ
脚本・作画:めめ

最新のコメント
  • まだこの記事にコメントはありません。最初のひとりになってみませんか?

この記事をSHAREする