[7]小学生男子のトリセツください|答えが分からないからと、テストであがくことをせず選択問題を空欄にする息子

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前回のお話

男の子を育てるお母さんは、考えれば考えるほど謎な生態に日々悩まされています。石や枝を拾ってくるなんていうのは可愛いもの。鼻にダンゴムシを入れたり、授業中にもかかわらず塀の上で体操座りをしていたり、やたら壊れる傘の山に驚かされたりするなど、息子トウマ君の想像を超えた行動にお母さんは驚くやら呆れるやら。次から次へと繰り出される問題に頭を抱えたお母さんは、自分自身の育て方や愛情不足が原因なのではないかと悩むようになりますが、担任の先生と夫に「もう少し見守ってみましょう」と言われ、気持ちを切り替えることができたのでした。その後学校からの連絡も減り、やっと落ち着いたと思ったのも束の間、今度は担任の先生から忘れ物を指摘されます。忘れないように靴の上に置いても効果なし。綺麗に忘れて行くトウマ君に、お母さんはお手上げ寸前です。

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「あがく」という発想がない息子に呆然

問題行動がようやく落ち着いてきたと思った矢先、今度は忘れ物に悩まされるようになりました。部屋に置けば忘れてしまうからと、靴の上に置いたり、ドアノブに掛けたりと、とにかく目立つ場所に置くよう工夫しても、なぜか忘れて行ってしまう息子。もう頭を抱えるしかありませんでした。

ちなみにトウマには、普段の行動だけでなく、勉強面でも理解しがたい行動があります。珍しくテストで高得点をとったトウマ。嬉しいのか「見て!今日のテスト90点だった」と自慢げに答案用紙を見せてきます。でも、確かに90点はすごい。私は「すごーい!頑張ったね!見せて見せて」と答案用紙を受け取りました。

答案用紙に目を通してみると、選択問題がなぜか空欄のままになっていることに気付きました。もしかして見落としたのかなと思い、「ねぇ、なんでこの問題は何も答えを書かなかったの?」と理由をたずねます。

するとトウマは「えー、だってわかんなかったから」と、あっさり答えました。「でも選ぶだけなんだから、書いておけばよかったじゃん」そう伝えると、トウマは心底不思議そうな顔をして「なんで?」と聞き返してきました。

「だって、どれか書いておけば当たるかもしれないでしょ?」そう伝えてみても、トウマはまだピンときていない様子で「なんで?わからないのに書いていいの?」と、まさかのことを聞いてきました。私は思わず「え?」と聞き返してしまいます。

トウマには、テストで点を取るために「あがく」という発想そのものがなかったのです。普通なら、選択問題は分からなくても、みんな何かしら記入するもの。運が良ければ、3分の1の確率で正解できるかもしれないのに・・・。私には、息子が何を考えているのかまったく理解できませんでした。

お母さんにとっては当たり前のことでも、トウマ君にとってはそうではないことも少なくありません。それにしても、分からないからといって選択問題に何も書かないなんて・・・。トウマ君はいったい何を考えているのでしょうか。頭の中をのぞいてみたいです。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:マッマ

最新のコメント
  • やまとく より

    テストの話は現時点ではとてもいいことですね。
    分からないことがわからなくなるので。
    誉めてあげてほしい。
    ただ、お母さんの言う「足掻く」のも大切。
    入試、資格試験などは受かることも超重要。
    鉛筆をサイコロにして転がしてでも回答する精神も教え込まないとならないですね。

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