[11]シール交換トラブル|見せるだけだし大丈夫だよね?母親との約束を破って新作のレアシールを持ち出した娘

アイコンイメージ
前回のお話

空前のシールブームが到来。中でもうるうるシールは人気爆増で今やどこも品薄状態。プクッとした見た目が可愛いと口コミで広がり、欲しがる人が一気に増えたことですっかりレアアイテムになっているそう。由依さんの小学生3年生の娘あいちゃんも、そんなうるうるシールに夢中。学校帰りに集まってはシール帳を広げ、お友達のまりあちゃんたちと一緒にシール交換を楽しんでいました。まりあちゃんの母あやかさんは、1人で留守番するまりあちゃんにシールをプレゼントした際にとても喜んでくれたのがきっかけで、仕事終わりや休日を問わずシール集めに熱中するようになります。しかし、まりあちゃんは本当はシール集めなどせずお母さんとゆっくり話したい様子。だけど、あやかさんがシール集めに躍起になっているのは自分を喜ばせるためだと思うと、何も言えなくなってしまうのでした。とある週末、いつものようにシール探しに駆り出されたまりあちゃん。しかし、シールを買う列に並んでいる途中、まりあちゃんはお腹が痛くなりトイレに行ったためにお母さんは新作のうるうるシールが買えませんでした。まりあちゃんは「もう帰りたい」と本音をこぼしますが、あやかさんにその声は届かず、強引に次のシール売り場まで連れて行かれてしまうのでした。

1話目から読む

新作のうるうるシールをみんなに自慢したい!

新作のうるうるシールは欲しいし、友達にも自慢したい。それを買えたら、お母さんもきっと喜んでくれるはず。それでも本当は、シール集めよりも、ゆっくりお母さんと話す時間が欲しかったまりあちゃん。けれど、自分のせいでシールを買えず不機嫌になるお母さんを前に、その本音を口にすることはできず、まりあちゃんは何も言えないまま黙って次のシール売り場についていくのでした。

翌日、小学校でのこと。「本当にびっくりしたんだけどね・・・昨日新作のうるうるシール、お母さんが買ってきてくれたの」念願のうるうるシールを手に入れられた嬉しさから、あいは昨日の出来事をさっそく友達に話しました。それを聞いた友達は「すごーい!あのめちゃくちゃ可愛いやつでしょ?」「いいなぁ~!すっごくレアなんだよ!」と目を輝かせます。

あいの話を聞いたまりあちゃんは、「新作のうるうるシールって昨日私のせいで買えなかったやつだ・・・」と昨日の出来事を思い出して静かに落ち込みます。まりあちゃんの様子に気づいたあいが声をかけると、まりあちゃんはハッとしてすぐにいつもの表情に戻り、「大丈夫、なんでもないから」と気丈に振る舞いました。

すると友達の1人が、「まりあちゃんも、あいちゃんのシール見せてもらいに行こうよ!」と提案しました。あいも自慢のうるうるシールを見てもらいたいようで「まりあちゃんも元気ならおいでよ」と声をかけます。まりあちゃんは一瞬だけ迷うような表情を浮かべましたが、「うん・・・行く」と答えたのでした。

そして放課後。当初はあいの家に集まる予定でしたが、友達のひと言で行き先は公園に変更。あいは一度自宅に戻ってシールを取りに行き、そのまま公園に向かうことになりました。

自宅に戻ったあいは、どうしたものかと悩んでいました。なぜなら、私と「うるうるシールは外にそのまま持って行かない」と約束していたからです。あいは一瞬迷ったものの、「でも、まだシール帳に貼り直してないし、見せるだけだし大丈夫だよね」と自分に言い聞かせ、シールをカバンに入れて公園に向かいました。

由依さんと「うるうるシールは外にそのまま持って行かない」と約束したにもかかわらず、約束を破ってシールを持ち出してしまったあいちゃん。何事もなければいいのですが、なんだか不安です。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

監修・校正:ママ広場編集部 編集:石野スズ
脚本・作画:めめ

最新のコメント
  • まだこの記事にコメントはありません。最初のひとりになってみませんか?

この記事をSHAREする