一度も会ったことがない姪から突然の連絡

「ユイナさんですか?」電話の向こうから聞こえる、聞き覚えのない幼い女の子の声。最初は間違い電話かと思いましたが、名前をはっきり呼ばれたので、そうではなさそうです。「えっと・・・どなたですか?」恐る恐るたずねると、相手は小さな声で「あ、内原ユメ・・・サナの娘です」と答えました。
サナの娘と聞いて動揺した私は、思わず「こんにちは」と間の抜けた返事をします。いや、この時間なら「こんばんは」でしょ・・・自分、動揺しすぎ。するとユメちゃんが「あの再来週の日曜日、おばあちゃんの家に来てほしいんです」と話を切り出しました。

「え?なんで」と理由をたずねましたが、ユメちゃんは「・・・お願い」と言うだけ。詳しく話を聞こうとすると、電話の向こうから「ユメー?電話してるの?」と姉の声が聞こえてきて、そのまま電話はプツンと切れてしまいました。

姉には2人の子どもがいます。会ったことはありませんが、たまに届く姉からの連絡で子どもが生まれたことは知っていました。2人目が産まれたのが数年前だから、上の子はきっと小学生くらいでしょう。ユメちゃんが、なぜ面識のない私に突然電話をかけてきて、実家に来てほしいと言ったのか、理由はわかりません。放っておくこともできたけれど、なんだか気になってしまいます。

実家に帰るのは少し気が引けましたが、思い過ごしだったらすぐに帰ればいい。私はそう心に決めて、ユメちゃんから指定された日曜日に、数年ぶりに実家へ帰省しました。インターホンを押すと「あらぁ?」と驚いた顔をした母が出てきました。

「やだユイナじゃない!連絡も寄越さないで・・・突然どうしたの?」音信不通だった娘が連絡もなく突然帰ってきたら、驚くのも当然です。私は、ユメちゃんに呼ばれたからとはとても言えず、とっさに「いや、ちょっと・・・荷物を取りに」とごまかしました。

母の声が聞こえたのか、姉もやってきました。姉は私の顔を見るなり「久しぶりじゃない!びっくり~元気だった?」と、嬉しそうに声をあげます。姉とは連絡を取っているものの、やはり気まずく、私は無難に「・・・うん、まあ」と答えました。

すると姉は、「あ!会うの初めてだったよね」と子どもたちを紹介してくれました。「ユメとソウマ!小学4年生と2年生なの」そこで私は、初めてユメちゃんの姿を目にしました。小学4年生にしては落ち着いていて、顔は栄一さんよりも姉に似ていますが、どこか暗い印象を感じます。

ユメちゃんは私に目を向けると、「はじめまして、内原ユメです」と今日この場で会うのが初めてというように自己紹介をしました。私は、ここで電話のことを聞くのは違う気がして、「は、はじめまして・・・」と挨拶を返します。

私は「荷物を取りに行く」と嘘をつき、自分の部屋に入りました。ユメちゃんは、どうやら電話のことを知られたくない様子。その気持ちを考えると、無理に問いただすわけにもいかず、どうしたものかと迷ってしまいます。
一度も会ったことがない姪から、突然「おばあちゃんの家に来てほしい」と言われるなんて、何事かと思ってしまいますよね。しかも、ユメちゃんは電話のことを知られたくなさそうでした。何か、ユイナさんにしか相談できないことがあるのでしょうか。気になってしまいます。
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:コハダさんさん
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ク◯BBAが主人公姉妹を引き合いに出してユメちゃん姉弟を比べてるんじゃない?それか弟がク◯BBAソックリとか?
祖母がユメちゃんに、
あなたのママが子どもの頃はもっと色々できたのに…的な事を言っていると予想。