[23完]息子の離婚|遺産を相続できないと悟った途端お金を無心する調子の良い元夫の言葉に悪寒が走る

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前回のお話

息子の渉さんから、第二子妊娠中の妻由美さんと離婚し元恋人の祥子さんと再婚すると聞いた加奈子さんは、渉さんの姿にかつて自分を苦しめた夫省吾さんの姿が重なりました。義実家で義母の嫁いびりと夫の無関心に耐えていた加奈子さんに愛人の面倒を見ると言い、省吾さんは家を出て行ってしまいました。その後義父が亡くなると省吾さんの愛人から「もう必要ない」と言われ病気の省吾さんを引き取ることに。義母と省吾さんを介護し2人を看取った後、四宮家の全財産を引き継ぐことで長い苦労が報われました。そんな時渉さんが省吾さんと同じ過ちを犯したと知り由美さんと孫2人を全力で支えることを決意。十数年後、突然電話をかけてきた渉さんは相続のことが気になっているよう。遺言書を書いたから心配しなくていいと伝えた加奈子さんはそれから数年後亡くなり、渉さんと祥子さんは由美さんと一緒に遺言書の内容を聞くことに。莫大な遺産が手に入ると思っていた渉さん夫婦は、ほとんどの遺産が由美さんに渡されると知り愕然。亡くなる直前「絶対にあの子たちを幸せにはしない」と呟いていた加奈子さんは、弁護士に相談し由美さんが相続できるよう用意周到に準備。「話が違う!」と怒り出す渉さん夫婦に「お母さんに会いに来ることもしなかった。私も許しません!」と気丈に言い切る由美さんの姿に加奈子さんの面影を見たのでした。

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「あなたを助ける義務はありません」義母と一緒に敵討ち

お母さんに会いに来ないどころか自分の子ども達にも会いに来ようとしない渉。お母さんは遺産を相続させたくないと弁護士に相談し、私を養子にして遺産を相続できるようにしてくれました。お母さんが亡くなった後、渉と祥子さんと一緒に相続について話を聞くことに。ほとんどの遺産を相続できないと知り愕然とする渉と、「話が違う!」と怒り出す祥子さんを前に、「どうしてお母さんに会いに来ようともしなかったの。どれだけ苦しんでいたか・・私も許しません!」と渉にキッパリ言いました。

「甘い汁だけ吸おうなんて都合のいいことを考えないで」という私の言葉を聞いて「どうするのよ!」と渉に詰め寄る祥子さん。すると、考え込んでいた様子の渉が、

「あ・・あのさ、お金・・貸してくれないかな?遺産が入ると思ってあちこちから借りて・・」とへらへらしながら言い出し、思わず「は?」と答えた私。

「私にあなたを助ける義務はありません。お引き取りください」そう言って席を立つと、「今後この件に関する窓口はすべて私が引き受けます。由美さんへ直接連絡することは控えてください」弁護士が静かにそう言い、渉は何も言えなくなりました。

お母さんの遺産をあてにして借金していた渉と祥子さんは絶望的な状況に頭を抱えるも、現実を受け入れるしかなく、うなだれたように帰って行きました。

その後、私はお母さんがいる空を見上げ、「お母さん、ちゃんとお母さんの思い通りになりましたよ。安心して休んでください」とそっと声をかけたのでした。

法的に認められた完璧な遺言書に対してケチをつけた挙句、遺産をあてにして借金したからお金を貸して欲しいなどと都合のいいことを言う渉さん、祥子さんと2人で加奈子さんの遺産を待ち望んでいたのでしょうが、世の中そんなに上手くはいきませんよね。由美さんがしっかり敵を討ってくれ、加奈子さんもきっとすっきりしていることでしょう!

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:まりお

最新のコメント
  • 千代 より

    素晴らしい!
    長い人生お疲れ様でした!これぞ完璧な終活!

  • んー より

    お義母さんの人生は気の毒だったけど、息子夫婦はざまあみろ!

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