行方不明の義姉のSNSアカウントを突き止めたが誰にも教えない

玲美さんがれお君を置いて再び姿を消し、ついに勇也さんはいざというときのために書いてもらっていた離婚届を提出しました。義両親の手を借りながられお君と2人の生活を始めた勇也さんは、シングルパパとして奮闘しているようです。私と太一はちょくちょく義実家に顔を出して2人に会っています。出て行った玲美さんからは今も何の連絡もないそうです。
義実家で義両親と勇也さん、れお君たちと一緒に夕食を食べていると、義父が「こんなに幸せなのに、あいつは・・」と涙ぐみ、義母も釣られて「お父さん・・」と目を潤ませました。玲美さんは、家族との幸せを手放してまで推しを応援することを選んだのです。

悲しむ義両親を元気づけようと「お義父さん、もうすぐ孫も増えますよ。元気出して」と明るく言うと、義父は涙ながらに「ありがとう・・」と言いました。実は・・太一にも言っていませんが、私は玲美さんのSNSのアカウントを知っています。

玲美さんは地下アイドルグループであるQTのシュン君のファン。私は、SNSでシュン君について盛んに投稿しているアカウントの中から玲美さんらしき人を見つけ、こっそり動きを追っているのです。玲美さんは、同担の子に泊めてもらえなくなったのか、今は住み込みで夜の仕事をしているようです。それでも、必死にシュン君を推し続けている玲美さん。

玲美さんの今の状態はいわゆるリアコ。シュン君にリアルに恋している状態になっているようで、最近はサイト上でファン同士のトラブルを何度も起こしています。ライブ会場のスタッフに冷たくされたとSNSで愚痴っていたので、運営側にも迷惑な客と思われているのかもしれません。

「美希、いろいろ本当にありがとうな」と感謝の言葉をかけてくれる太一に私はにっこりと微笑みます。太一には、私が義両親や甥っ子を優しく気遣っているように見えていることでしょう。でも、実際はそうではありません。これから生まれてくる子のためにも、厄介な義姉はいないほうがいいものね。義姉はこのまま推し活にのめり込んでくれていた方が好都合。義実家に帰ってくるなんてことになったら困ってしまいます。
玲美さんが今どこで何をしているのか家族の誰もわからず、連絡を取る術もなく途方に暮れている中、実は美希さんだけは玲美さんの動向を知っていました。美希さんは厄介な玲美さんを疎んでいて、もう戻ってきてほしくなかったのです。そんな美希さんにとっては、玲美さんが推し活に夢中になっている方が好都合だったのですね。
※ストーリーはフィクションです。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:船井 秋 編集:石野スズ
作画:ポジョ
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家に戻って来たら来たで
一悶着ありそうでモンスター玲美と
名付けたコメ欄の皆様同様
この家族に幸せが来るのだろうか
不安ですね。
ずっとニコニコしてると思ってたみきさんの暗躍、楽しみすぎる。
インスタ追ってるだけじゃない…よね?