[6]実母が嫁いびり義母になっていた|母の味には及ばないのに、手料理を涙ぐみながら美味しいと食べてくれた先輩

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前回のお話

彼氏の隆明さんからプロポーズを受けたカオリさんは、報告のため週末に実家へ帰ることにしました。両親より先に、仲の良い兄嫁みずほさんへメッセージを送りますが、返ってきたのは素っ気ない「おめでとうございます」の一言だけ。いつもと違う他人行儀な反応に不安を覚えつつも、育児で忙しいのだろうと自分に言い聞かせ、予定通り帰省します。しかし、夕飯の時間になってもみずほさんは姿を見せません。気になったカオリさんが夕食を届けようと母に声をかけると、「みずほちゃんの分、取り分けるのを忘れちゃった」と告げられてしまいました。すぐに夕食を用意してみずほさんのもとへ向かったカオリさん。そこで目にしたのは、思わず言葉を失うほどひどくやつれたみずほさんの姿でした。カオリさんに気付いたみずほさんは、いつもと同じ調子で話し始めますが、そこにはいつもの元気が感じられません。カオリさんは、それほどまでに子育てが大変なのだろうと思ったのでした。

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地元に戻らないことを伝えると寂しそうな表情

育児の疲れからか、みずほ先輩はすっかりやつれてしまっていました。それでも話してみると、中身は変わらず、私の大好きなあの頃の先輩のまま。少しでも力になりたい・・・そう思った私は、たわいもない話をしながら、必死に先輩を元気づけようとしました。

すると、みずほ先輩がふと思い出したように、「そうだ、カオリ婚約おめでとう、結婚したらこっちに戻ってくる?」と少し寂しそうな表情でたずねてきました。私は「ありがとうございます」とお礼を言いながらも、地元に戻るかどうかは返答に迷い、「あー・・・」と言葉を濁してしまいました。

「戻りたい気持ちはあるんですけど・・・私も彼も仕事が向こうなんで、あっちの方でマンションを借りようと思ってます」そう伝えると、みずほ先輩は少し残念そうに「そっか、そうだよね」と頷きました。

みずほ先輩は、もしかしたら子育てが想像以上に大変で、気軽に相談できる同年代の話し相手を求めているのかもしれない。そう感じた私は、帰省中だけでも力になりたいと思い、先輩がご飯を食べている間、つむちゃんをお風呂に入れさせてほしいと申し出ました。

私の申し出に、みずほ先輩は「え、いいの?」と遠慮がちにたずねます。私は笑顔で「もちろん、任せてください!ご飯あったかいうちに食べてくださいね」と声をかけ、持ってきたご飯を先輩の前に並べます。すると先輩は、ほっとしたような表情で「・・・カオリ、ありがとね」とお礼を言ってくれました。

「あったかい、すごく美味しい」そう言って、みずほ先輩は少し涙ぐみながら私の料理を嬉しそうに口に運びました。いつも食べているお母さんの手料理に比べれば、私の即席料理なんて大したものではないはず。それでも先輩は、心から喜んで味わってくれているようでした。

カオリさんが地元に戻らないと知り、みずほさんは少し寂しそうな表情を見せました。育児に追われ、心が休まる時間がないのかもしれません。赤ちゃんと2人きりの毎日では、誰かと話したくなるのも無理はありませんよね。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:船井 秋 編集:石野スズ
作画:dechi

最新のコメント
  • あんこ より

    義母も過去にされてたから
    当たり前とか 言われたら
    自分の親がそんなこと言ったら
    腹立ちますよね。
    兄貴は結婚する時に誓いの言葉
    きちんと理解したのか?
    結婚式してたら神父が言うだろ!!

  • ななし より

    夫(主人公兄)は何をしてるのだろうか?

    産後で弱ってる人間を故意で飯抜きにできるって
    主人公母、人として終わってるぞ

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