[17]息子の離婚|元嫁と孫のためなら協力を惜しまない。二人三脚で力を合わせて家事育児

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前回のお話

ある日、息子の渉さんが2人目を妊娠中の妻由美さんと離婚し、元カノの祥子さんと再婚すると聞いて加奈子さんは驚きます。その姿に、かつて自分を苦しめた夫省吾さんの姿が重なりました。若い頃、加奈子さんは義父母と同居し、義母の嫁いびりと夫の無関心に耐える日々を送っていました。妊娠中のある日、省吾さんは突然「昔結婚を約束した女性の面倒を見る」と言って家を出てしまい、そのまま音信不通に。離縁を許されなかった加奈子さんは夫のいない家で義両親の面倒を見ながら息子の渉さんを育てることに。その後、介護が必要になった義父に代わって事業を引き継いだ加奈子さんは寝る暇もないほど多忙な日々。義父が亡くなると義母からの当たりはさらに強くなりましたが、渉さんのために耐えてきた加奈子さん。月日が流れ義母にも介護が必要になった頃、突然省吾さんの愛人から「もう必要ないから返したい」と連絡があり病気の省吾さんを引き取ることになりました。文句も言わず義母と省吾さんの介護を続けた加奈子さんは、2人が亡くなって四宮家の土地と財産をすべて引き継ぎようやく苦労が報われました。その後、渉さんが由美さんと結婚し、いつも気にかけてくれる優しい由美さんに感謝し幸せな日々を送っていた加奈子さんでしたが、数年後、渉さんが由美さんと子どもを捨てて元カノと再婚してしまい渉さんへの怒りがこみ上げます。自分の不倫で離婚しておきながら慰謝料も養育費も払いたくないと自分勝手なことを言う渉さんに、加奈子さんは家を由美さんの名義にして慰謝料として渡し、養育費は自分が出すことを提案。渉さんは「悪いね母さん」と提案をすんなり受け入れた渉さんに「あなたが幸せならいいのよ」と優しい言葉をかけた加奈子さんの顔には怒りに満ちていました。

1話目から読む

元嫁と姑の二人三脚の日々が始まった

離婚原因は自分の不倫だったにもかかわらず、妻の由美ちゃんに慰謝料も養育費も払いたくないと身勝手すぎることを言う渉に怒りがこみ上げました。でも、私は渉に寄り添うふりをして家の名義を由美さんに変更して慰謝料として由美さんに渡し、養育費は私が払うことを提案しました。思った通り、渉は喜んで賛成しました。私は渉の幸せを願う言葉を口にしつつ、由美ちゃんと孫たちは私が全力で幸せにしようと誓いました。

私は傷つき泣きはらした由美ちゃんに「渉との思い出がある家に住むのは嫌かもしれないし、渉の母親の私と会うのも嫌かもしれないけど、この家はあなたのものだし育児も私が協力するからね」と言ってぎゅっと手を握りました。

由美ちゃんは「ありがとうございます・・!」と泣いて喜んでくれました。この日から、由美ちゃんとの二人三脚が始まりました。由美ちゃんが望んでくれて二人目の出産にも付き添わせてもらいました。亮くんの保育園の送迎は毎日楽しく、ご飯はみんなで食卓を囲み色々な話をしながら食べました。

由美ちゃんの育休が終わると、私は亮くんと真央ちゃんのお世話を引き受けました。「お義母さん行ってきます!」と家を出る由美さんを「いってらっしゃい!ママにお仕事いってらっしゃいしようね~」と3人で玄関で見送るのが日課になりました。

亮くんが少し大きくなると、周りで習い事を始める子が出てきました。「由美ちゃん、亮君の習い事そろそろ始めた方がいいかしら。最近は何がある?」と聞いてみると、「人気なのはスイミングとかそろばん?あとは英語とかですかね」と由美ちゃんが教えてくれました。

差し出がましいかなと思いながら「そうなのね。由美ちゃんさえよければ習わせたいんだけどいい?」と聞いてみると「いいんですか?ありがとうございます!」と由美ちゃんは喜んでくれました。こうしてあっという間に月日は流れていきました。

息子の渉さんが傷つけてしまった分、自分が由美さんたちを幸せにしようと決めた加奈子さん。そして、そんな加奈子さんへの感謝や気遣いの気持ちを忘れない由美さん。そんな2人だからこそ力を合わせて家族みんな幸せに過ごせたのでしょうね。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:まりお

最新のコメント
  • ゆきだるま より

    お、次回ぐらいからクズ息子へのざまぁ回になるのかな?
    オラ、ワクワクすっぺo(^-^)o

  • とろりんちょ より

    親子2代の愛人作って奥さんや子供をないがしろにしたり、義親の介護をさせたりと最低な輩を亮くんには絶対に引き継がせないでほしい。

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