本当は誰よりも策士だった嫁

「あれだけ強く言っても俺は母さんの面倒を見たいと思ってる」と話す和也さん。私は彼の目をまっすぐ見つめると、彼の気持ちに寄り添うように「あなたがお母さんを大切にしたいって想いはわかってるから」と伝えました。
そのうえで、「でも、お義母さんの年金はこちらで管理して毎月決まった金額を渡したほうがいいかもしれないわね・・・もしエミさんたちが困ってるときに出せることも考えて」と、現実的な提案を添えます。

私の言葉を聞いた和也さんは、「あんなことされたのにそこまで考えてくれるなんて、本当にありがとう」と申し訳なさそうに頭を下げました。私は優しく微笑みながら、「ううん、いいの、和也さんの家族だもの」と声をかけました。

こうしてようやく、私たちはエミさんとタクマくんから解放されました。エミさんはもともとお金に細かい人で、何かとせびってくるだろうことは想像がついていました。義母の葬儀後、財産分与で揉める覚悟もしていましたが、こんなに早く片がつくとは嬉しい誤算でした。

振り返ってみれば、すべては義母が怪我をしたことがきっかけだったのかもしれません。エミさんとタクマくんも、今回の件で義母にお金がないことを思い知ったはずですし、もう余計なことはしてこないでしょう。それに、エミさんがいなければ義母の威力は半減。もはや私にとって敵ではありません。厄介事から解放されて本当によかった。

実の娘と孫がお金目当てだと知った義母を見たとき、正直いい気味だと思ってしまいました。和也さんも真矢も孝介も、この家の家族はみんな私の味方。エミさんとタクマくんが義母をかばわない以上、義母に頼れる相手はもういません。つまり、私に逆らえる人はいないということです。ここまで思い通りに事が運ぶなんて・・・私は喜びを隠すことなく、「みんな~ごはんできたわよ~」と満面の笑みで家族に声をかけました。
エミさんとタクマさんを巧みにかわしながら、義母をコントロールし、さらに家族からの信頼まで手に入れたたか子さん。ただ情に流されていたわけではなく、すべてを冷静に見極めたうえであえて義母を許し、無害そうな立場を選んでいたのでしょう。本当は誰よりも策士。そして、決して敵に回してはいけない・・・一番怒らせたらいけないタイプだったということですね。
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:そうはは。
![ママ広場 [mamahiroba]](https://mamahiroba.com/wp-content/themes/mamahiroba-2024/images/common/logo.webp)

なーんかスッキリしない終わり方
結局 尻拭いするのはお母さんだしね。
てか最後皆座ってないで
食事運ぶのくらい手伝えば?(呆)
母、なかなかの策士だった。で良いのかな ?