婚約者の幼馴染の境遇に同情してしまう

父親に言われて仕事もさせてもらえずスマホも持たせてもらえないと智美さんから聞いた私は驚きました。智美さんの父親に違和感を覚えた私が修吾に智美さんの家庭環境を聞いてみると、智美さんが幼い頃に父親が事業に失敗して酒に溺れ、母親が出て行ってしまい祖父母と父親と暮らしていたという智美さん。祖父母が亡くなってからのことは実家を出ていた修吾はよくわからないそうですが、酔った父親が暴れたり金銭的に困っていたようだと話してくれました。修吾の話を聞いた私とふみのは、智美さんが執着しているのは修吾本人ではなく修吾の家族、特に修吾のお母さんのように感じました。
その後、修吾に送ってもらい家に戻った私とふみの。どっと疲れが押し寄せテーブルに突っ伏す私にふみのが「世の中色んな人がいるもんだねぇ~」と呑気にふみのが言いました。「ちょっとふみちゃん、面白がってるでしょ」と言うと、

ふみのは「そりゃ面白すぎるよ!26歳の大人がさ、父親に禁止されてるからって仕事もスマホもダメなんて」と笑いながら言いました。ふみのの言っていることもわかります。もう大人なのだからいつまでも父親の言うことを守らなくても・・と思いつつも、そうせざるを得ない理由があったのかもしれないと思うと複雑な気持ちになりました。「・・でも、智美さんも気の毒だよね」そう呟くと、ふみのは「お姉ちゃん甘いな~!!その人が修吾さんの家族に執着してるんだよ?!もうちょっと警戒しなよ!」と呆れたように言いました。

「もちろん智美さんとは家族になれないし、親しくするつもりもないけどさ。・・私たちが当たり前に持ってたものがあの人にはなかったんだと思う」これまで散々非常識なことをしてきた智美さんのことを受け入れることはできないけれど、少し同情してしまう気持ちもありました。私もふみちゃんも当然のように大学進学して奨学金もなく自由に学生生活を送って就職したけれど・・智美さんはそれをさせてもらえなかったんだよね。

智美さんは祖父母の介護やお父さんからの締め付けがあっておそらく金銭的にも厳しかったんだろう。友人がいるとも思えない・・。彼女の心の支えはお義母さんだけだったのかな・・。私は智美さんの置かれた環境を知れば知るほど考え込んでしまいました。

すると、私の考えていることがわかったのか、ふみのが「優しさはお姉ちゃんの長所だけど、ああいう人は隙を見せると押し寄せてくるかもよ!修吾さんも理解しきれてないみたいだし気をつけて!」と厳しい口調で言いました。私は戸惑いながらも「・・うん」と答えました。
ふみのさんの言っていることが正しいのだと感じつつも、智美さんの不遇な境遇を知ってしまうと同情してしまう部分もありますね。
※ストーリーはフィクションです。 登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。 創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:船井 秋 編集:石野スズ
作画:みつけまま
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みんな優しい。わたしだったら幾ら婚約者がいい人でも、悪いけど破談にさせてもらうかもしれない。もちろん愛情があるから辛くはあるけど、一生の問題かと思うと・・・。
ママ広場さん時々拝見してたまに皆さんの感想を拝見すると、いろんな視点で深く物事みてらして、大人で良識とモラルが高い方多いなと思いました。
同情の余地はあったとしても、智美の一生涯、それこそ責任を持って最後まで看取るぐらいの覚悟がないなら突き放すべき。
下手な同情は碌な事にならない。