結局じゃんけんで譲り合い

「旅行のお土産を渡したいから、家に来てほしい」と言われて週末に家族で義実家に行くと、3人の子どもに対して渡されたお土産はたった1つ。義母は「欲しい子が貰ってね」と満足そうですが、子どもたちはおもちゃを巡って争奪戦。義母がお土産を買ってくるといつもこうです。
私たちが遠慮し合っていると、「なに?どっちもいらないの?せっかく買ってきたのに」と怒り出す義母。私たちは顔を引きつらせながら、じゃんけんで勝った子がおもちゃをもらうことにしました。

じゃんけんに勝ったのは年長さんの千秋。負けた葉月と陽太くんは、大声で泣き出してしまいます。その様子を見た千秋は、申し訳なさそうな顔をして「ママ、僕いらない・・・葉月か陽太にあげて」と、私におもちゃを差し出してきました。

しのぶさんは「千秋くんが買ったからいいのよ、貰って!」と言いますが、陽太くんは「やだ!欲しい」と暴れます。すると千秋は、遠慮がちに「陽太・・・いる?」と、おもちゃを差し出そうとしました。

しかし、それを見ていた葉月も「僕も欲しい!」と千秋に抱きつき、結局また堂々巡り。おもちゃが1つしかないと、こうなるのは目に見えているのに、どうして人数分買ってきてくれないのでしょうか。お土産を買ってきてくれるのはありがたいのですが、毎回こうなので参ってしまいます。

私は紘一に、しのぶさんは元久さんに、それぞれジロリと視線を送ります。すると私たちの視線を読み取ったのか、紘一が義母に「あのさ、前も行ったけどどうして1つなの?」とたずねました。元久さんもそれに乗っかるように「喧嘩になるようなことしないでほしい」と伝えます。
おもちゃが1つしかないと、子どもたちの間で必ずといっていいほど取り合いになりますよね。千秋くんなんてまだ小さいのに、弟たちを気遣って譲ろうとします。義母は一体どんな考えで、おもちゃを1つしか用意しないのでしょうか。
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:藍川らづ
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