家族の一員になりたい部外者の過去

修吾との結婚式をハワイで挙げることを知ってわざわざ反対しに私の家まで押しかけ、そこで私たちがお互いの実家からは離れた会社の近くに新居を構えることを知ってかなり動揺した様子の智美さん。私は気になって智美さんがどういう人なのか詳しく修吾に聞きました。
すると、智美さんの父親の事業の失敗で家族が崩れていった過去があることが分かったのです。
智美さんの父親は酒浸りになり、耐え切れなくなった母親はまだ幼かった智美さんをおいて出て行ってしまったため、智美さんは残された祖父母と父親4人で暮らしていたのだそうです。

智美さんのおばあさんが母親代わりとなり、隣人の修吾のお母さんもなにかと智美さんの面倒をみていましたが、時が経ち、祖父母ともに亡くなった頃のことは、もう実家を出ていた修吾にはわからないようです。

父親と2人暮らしになった智美さんがしょっちゅう修吾の家に来て過ごすようになり、夜まで帰らないと酔った父親が迎えに来て暴れることが時々あって、修吾のお父さんが仕事を早く切り上げて帰ったり、自治会長に金銭的なことも含めて相談したりしていて、智美さんは修吾の幼馴染と言うよりは修吾のご両親が長い間智美さんの面倒をみていたことが分かりました。

智美さんは修吾の元カノなのかと私が聞いたことを気遣ったのか、修吾は自分の両親と近所の人たちが智美さんを気にしていたけれど、元カノでもない智美さんと連絡すらずっと取っていなかったことをはっきりさせてくれました。
私ももちろん修吾のことを疑ったりなどしていません。智美さんの生い立ちを聞いて、私とふみのは智美さんが修吾よりもむしろ修吾の家族に執着しているのだと理解したのです。

はじめは、智美さんは修吾のことが好きで私たちの結婚を邪魔したいのかと思いましたが、修吾への恋愛感情と言うよりは、修吾の家の人間・・・お義母さんの娘になりたいのかもしれないと思いました。
私とふみのの言葉を聞いて修吾は全く意味が分からないといった様子でした。自分よりも年上の、実家の隣に住む女性が自分の親の子どもになりたいなんて、普通では考えられないのもわかります。でも修吾が結婚して実家に住まないとわかった時の智美さんの動揺のしかたを思い出すと、智美さんにとっては真剣なことなのかもしれません。
智美さんは修吾さんの両親を頼って生きてきたのですね。悲しい生い立ちではありますが、ふみのさんが言ったようにもう大人なので自分の居場所と生き方を見つけるのは誰でもない自分自身ですよね。疎遠になっていた修吾さんの結婚を邪魔するのはあまりにも自分勝手ですね。
※ストーリーはフィクションです。 登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。 創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:船井 秋 編集:石野スズ
作画:みつけまま
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修吾ってそこまで智美と関係性が薄いのに、両家顔合わせに付いてくることを認めちゃったってこと?
智美にしたって、これまでの状況には同情できる部分はあるにしても、それと常識のあるなしは関係ないと思うんだけど。
一般常識に関しては誰も教えてくれなかったんだろうか?
いずれにしても、ここまで智美を受け入れちゃってる人たちと義家族になっても、主人公は苦労するだけだと思うよ。
しかも主人公は気が弱いというか、妹がいないと問題への対処も難しそうだし、もう少し自分にあった人と結婚する方がいいんじゃないかと。
祖母と義母が面倒見てた割に常識なさすぎじゃない?
そういう背景なら義両親は結婚式にも金出して連れてくるか、出られないの可哀想だから日本でやろうとか、今後の家族の集まりにも子供産まれたら行事にもくっついてきて家族ヅラするんじゃない?
義母も愛着わいてそうだし。
説得して常識的な付き合いさせられないだろうから、義実家と絶縁してくれないなら結婚しないほうがいいと思う。